テレビで勉強/バンカーバスター 空爆下の若い医師たち
今日は4月9日。
前投稿に引き続き、3月19日放映の「NHKスペシャル シリア
絶望の空の下で閉ざされた街 最後の病院」より。
アレッポにはシルクロードの交易で栄えた市場スークがありました。
紀元前から栄華をきわめた歴史ある美しい街並みは、
アレッポ市民の誇りでした。
しかし空爆で破壊されてしまいました。
現在
かつて店があった場所も・・・
現在
空爆で使われる爆弾で、
バンカーバスター(地中貫通爆弾)があるそうです。
調べると、アレッポでは、子どもたちが空爆の被害を受けずに
教育を受けられるように、地下に学校ができているそうです。
しかし、バンカーバスターは、地中に入ってから
爆発する爆弾。地下も安全ではなくなったそうです。
逃げ場を奪う恐ろしい爆弾です。
アレッポの反政府勢力内に最後の1つ残った病院、
クドゥス病院の様子が伝えられます。
爆撃で病院内が停電。
スマートフォンの明かりを使っての治療です。
クドゥス病院にいる医者は、経験の浅い若い医者ばかり。
ベテラン医者の多くは、家族の安全のため、
シリアを離れているためです。
院長も若い。
29歳のハムザ・ハティーブさんです。
(つづく)
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