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2017年3月30日 (木)

ゆかりの場所巡り その7/地域遺産センター 紅屋 天白盤座遺跡

  

今日は3月30日。

今年度も押し迫ってきました。

新たなスタートは4月3日なので、

あと4日間。やりたいことはいっぱいある。

  

前投稿に引き続き、

2月19日に大河ドラマ「おんな城主 直虎」の

ゆかりの場所を巡った報告をします。

  

井伊谷城跡を下りてきて、地域遺産センターへ。

Rimg2795

↑この特別展を見てきました。

ここでなぜ直虎が女城主になるまでのいきさつを

より詳しく知りました。

桶狭間の戦いで、直虎の父・22代直盛戦死。

その後、23代目は直親(なおちか)。

直親の死は、謀反の嫌疑をかけられての殺害。

詳しいいきさつを知りたいと思いました。

次は誰が井伊家の中心になたかというと、

ここで20代目の、直虎にとって曾祖父にあたる直平でした。

かなりの高齢だと予想されます。意外です。

もう他に男子はいなかったのでしょう。

まだ幼い直政の後見役となります。

ここもどのようないきさつなのだろうと思いました。

PhotoNHK「おんな城主 直虎」HP 相関図

(亡くなった人は白黒写真になっていました)

 

この特別展で抱いた疑問は、ちょうど3月26日の放映

おんな城主 直虎 12話 おんな城主直虎」で、

解決しました。いきさつを見ることができました。

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Rimg3811 ↑大河ドラマ「おんな城主 直虎」より

  

ただ、直平の死についてはドラマでは詳しくは語られませんでした。

出陣した陣中で「不思議な死をとげる」と

ナレーターは言っていました。

説明があるかなと思ったら、次の話になってしまいました。

  

気になる。直平の死について調べました。

Wikipedia 井伊直平

ここには「直平の死諸説」という項目が起こされ、

服毒死、討死、病死など諸説書かれていました。

脚本家も決めきれず、「不思議な死」としたのでしょうか。

  

特別展の後は、同行者の勧めでこの店↓に行きました。

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紅屋(べにや)です。

名物の「みそまん」を買いました。

  

次は渭伊神社・天白盤座遺跡へ。

Rimg2800

↑渭伊神社

  

そして天白盤座遺跡↓

Rimg2802  

ここに着いた時に、地元の人が、

同志社大学による発掘を見ていてことを教えてくれました。

この説明板にも、平成元年に行われた調査のことが書いてあります。

発掘調査のことは次のサイトに詳しく書いてありました。

渭伊神社(天白磐座遺跡)

一部引用します。

  

遺跡発見のストーリーは、辰巳和弘氏著の

『聖なる水の祀りと古代王権・天白磐座遺跡』(新泉社)に

詳細に記されている。

きっかけは『磐座紀行』藤本浩一著(1982、向陽書房)に掲載された、

渭伊神社の巨岩に関する短文と1枚の写真にあったという。

「引佐町(いなさちょう)歴史と文化を守る会(歴文会)」の

メンバーがこの本を目にしたことで、

薬師山の巨石群が磐座遺跡であると認識される。

昭和59年(1984)、磐座周辺は下草や丈の低い雑木におおわれ、

かなり荒れた状態にあったが、

歴文会が中心になって手入れが行われ、

祠(ほこら)が置かれ「磐座まつり」が開催される。

この手入れで、磐座周辺は現在の景観に回復され、

これが遺物発見の大きな布石となった。

昭和63年1月、引佐町の遺跡分布調査を行っていた

同志社大学の辰巳先生と学生5人が、巨石群に立ち寄った折、

学生の一人が地表に顔を出した土器の破片を発見した。

全員が自分の足元に目をやると、破片はつぎつぎに見つかり、

たちまち20点近い破片を採集する。

本格的な発掘調査は、翌年(1989)8月に

2週間余にわたって行われた。

この調査で4世紀(古墳時代)から13世紀(鎌倉時代)に至る長期間、

連綿と続いた祭祀場であったことが明らかとなった。

 

目の当たりにしてきたあの巨石群も、

1984年以前は草むらの中にあったのですね。

私が撮った写真です。

  

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↑岩と岩を繋ぐ綱に、紙垂(しで)がついていました。

木々がバックで見えにくいと思いますが、よく見てください。

  

大河ドラマ「おんな城主 直虎」の第1話で、

子どもたちが遊ぶ場面で、この天白盤座遺跡が出ていました。

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