オンラインゲームに依存してしまう理由
今日は12月12日。
12月8日放映の番組(10月放映の再放送)
「ドキュメンタリーWAVE 子どもたちの”リアル”を取り戻せ
韓国ネット依存治療最前線」を見ました。
その中で特に印象に残った場面の聞き書きです。
ネット依存から抜け出せず、
病院で治療を受ける子どもも増えています。
去年3月に開設されたネット依存症専門の病院です。
ここには1日30人近くの患者が訪れます。
その8割以上が、オンラインゲームによる依存症と診断されています。
院長のイ・ジェウォンさんです。
脳神経科が専門で、ネット依存症の子どもの脳には、
機能障害が見られることから、専門病院を開きました。
イ先生は、インターネットやゲームをやめられなくなる理由には、
脳のある特性が関係していると言います。
オンラインゲームをしている時、楽しさや喜びを感じると、
脳内では快感をもたらす物質ドーパミンが放出されます。
ところが、失敗したり負けたりすると、ドーパミンは減り、
大きく落胆します。
次にうまく行くと、喜びが倍増。
さらに多くのドーパミンが放出されます。
短い時間にこれが繰り返されるため、
快感がどんどん大きくなり、やめられなくなってしまうのです。
最終的には、ゲーム以外の日常生活で快感を感じられなくなり、
鬱状態におちいってしまうと言います。
以上です。なぜ依存してしまうのかを説明している場面です。
短い時間に喜び→落胆→喜び→落胆が繰り返されることが、
依存を生むようです。
ゲーム以外のことに喜びが感じられないのなら、
ゲームにはまるのは必至。したがって、依存を治すには、
ゲーム以外の活動で喜びを見出す体験が必要になるわけです。
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