谷口仁史さんから学ぶ/子供・若者育成支援推進大綱
今日は12月3日。
11月27日に参加してきた
「子ども・若者の育成・支援を考える集い」の報告。
会場は名古屋市中区役所ホールでした。
参加した理由は、谷口仁史さんの話を聴けるからです。
それでは勉強になったことを箇条書きで書いていきます。
〇講演の最初に「プロフェッショナル 仕事の流儀」の
冒頭の映像を流しました。
この番組で取り上げられたころで、相談が増加。
そのために、NPOスチューデント・サポート・フェイスは
1000万円ほどの赤字になっているそうです。
〇「アウトリーチ」「価値観のチャンネルを合わせる」という言葉が、
番組と同じように出てきました。
対象の子ども・若者は「どうせ、自分のことなんかわかってくれない」
と外に対して思っている。だから「価値観のチャンネルを合わせる」
〇谷口さんの資料に「子供・若者育成支援推進大綱(概要)」が
紹介されていました。大綱には次のように書かれていました。
【課題の複合化、複雑性】
困難を抱えている子供、若者について、
子供の貧困、児童虐待、いじめ、不登校等の問題は
相互に影響し合い、複合性・複雑性を有していることが顕在化。
【困難を有する子供・若者やその家族への支援】
・年齢階層で途切れさせない縦のネットワーク及び、
多機関が有機的に連携した横のネットワークの構築を通じた支援。
・家庭等に出向き支援するアウトリーチ(訪問支援)の充実。
・子供の貧困対策、児童虐待防止対策の強化
【子供・若者の成長を支える担い手の育成】
(1)地域における多様な担い手の育成
子育て経験者や様々な経験を有する高齢者、企業やNPO等の
多様な主体の参加促進 等
(2)専門性の高い人材の養成・確保
総合的な知見の下に支援をコーディネートする人材の育成
教育、医療・保健、福祉等の専門職の人材確保、専門性の向上
〇以上のように、「子供・若者育成支援推進大綱(概要)」の内容は
優れている。この大綱は内閣府の取り組みであり、平成28年2月
9日に決定?しているもの。→参考:内閣府HP
〇谷口さんは、資料にこう書いています。
「新たな大綱が、国で議論されたレベルで自治体で実行されれば、
子ども・若者の自立支援分野は変わる!」
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