「ハートネットTV 緊急特集 障害者施設殺傷事件」より その2
今日は10月1日。
9月28日の投稿に引き続き、
8月8日放映の「ハートネットTV 緊急特集 障害者施設殺傷事件」
は、書きとめておきたい言葉を聞き書きします。
スタジオには4人がいます。
山田賢治キャスター
久保純子アナウンサー
ゲスト:海老原宏美さん(自立生活センター東大和代表)
ゲスト:荻上チキさん(評論家 ニュースサイト編集長)
久保:一つだけの花さんは東京都の40代の方です。
「毎日事件のニュースが流れ、見るのが苦しくなります。
刺激的な言葉が流れ、子どもたちが怖がっています。
うちにも知的障害の子どもがいます。
健常である弟は、兄の身をとても心配して、
お兄ちゃんもいつかこんな目に遭うのではと悲しみ、
食欲がなくなりました。
今回の報道は、このように感じる子どもたちを
多く生み出したのではないでしょうか」 (中略)
荻上:今の方のコメントにもあったように、
今回、容疑者のメッセージをですね、
注釈なくそのまま報道している機関があります。
これは言うならば、例えばその、何か犯行声明とかですね、
テロの声明をプロパガンダとして流すという
とても危険な行為でもあるわけです。
ですので、そうした不安な思いをいだいてしまう人たちが
社会に出ないように、同時にこの社会が、
どういうような対策を取っていこうとするのか、
どういった施設があるのかといった命綱となるような情報も
しっかりと合わせてメディアは取り上げてほしいなと思いますね。
山田;このように、今回の事件では、障害者の命や尊厳を
真っ向から否定するような容疑者の発言が
当事者や家族のみなさんに大きな衝撃を与えています。
さらには、そうした容疑者の言葉に同調するような
社会の雰囲気を危惧しているという声も少なくありません。
久保:ぐちさんは、神奈川県の20代の、体に障害があって、
車いすを使っているという方からです。
「事件そのものも恐ろしいが、ネット上で容疑者の思想に
賛同する人が予想以上にたくさんいて
外出するのが怖くなった。それまで、見知らぬ人が出先で、
『手伝いますよ』と声をかけてくれたのが、うれしかったが、
今後は『もしかしたら傷つけるのが目的で近づいてきた?』と
疑問に思ってしまいそうで、
そんな考え方をしなければいけないのが、悔しいし悲しい。」
わかりますよ。本当に疑心暗鬼になってしまう。
今まで信じていたのに。不安が募ってしまいますよね。。
海老原:「手伝いますよ」と声をかけてくれる人もいますけど、
私の方から「ちょっと手伝ってもらっていいですか」と
声をかけることもあるわけです。
そういうのもちょっとしにくくなってしまうような雰囲気が
出てきてしまいますよね。
荻上チキさんの発言に注目。
容疑者のメッセージをそのままメディアで流す怖さを言っています。
ただ流せばいいのではないのです。
そのことに関して、荻上さんは番組後半でも言っています。
また後日。
昨日はありがとうございました。楽しく過ごせました。
道草さんの「教員のメリット」が頭に残りました。
情報取得の面で教員は確かに恵まれていますね。
信頼されていることの裏返しでもありますが。
信頼を保って、「教員のメリット」をあと数年間活かしていきますね。
投稿: ハマコウ | 2016年10月 2日 (日) 06:27
おはようございます。
気持ちのいい晩でした。
ありがとうございました。
「教員のメリット」「教員の特権」は活かしましょう。
修学旅行の晩に、若い先生と話をしていて、
ふと浮かんだことです。
教員が動くことで、手伝った人も、子どもも、
そして教員も幸せになる・・・と
頭の中が整理されました。
詳しくはまたこのブログで書きたいです。
きっと今日中に書く。
投稿: いっぱい道草 | 2016年10月 2日 (日) 06:54