幼虫の周りに砂の土手の輪?
今日は9月8日。
昨日、勤務校でのこと。
子どもが「先生、ちょっと来て」と言うのでついていくと、
次のものがありました。
幼虫の死体にアリがたくさんたかっていました。
不思議なのは、死体の周りに砂の土手が輪になっていることです。
よく観察していると、アリがせっせと砂粒を運んでいます。
土手を作っているのはアリです。
何のために?
同じような疑問を持ち、回答をもらっている人がいました。
回答者の答を引用します。
ludorfiaさん
2008/8/1816:15:00
アリは獲物が大きすぎて運搬できないとき、
獲物を埋めてしまう習性があるようです。
普通の地面ならば、獲物の周辺を掘っていくと、
獲物は自然に埋まるのでしょうが、
舗装路面などであれば獲物を取り巻く
砂の小山ができてしまいますね。
ひとまず埋めておいて、他の昆虫などが侵入するのを防いで、
ゆっくりと分解するのでしょうが
なかなかの戦略だといつも思います。
それにしてもアリは「これは運べないから埋めよう」というのを
どうやって「判断」し、仲間との「了解事項」にするのでしょう?
昆虫の行動はすべて、刺激に対する反応系として規定されていますが
こうした生存のための習性がどうやって発達したのか
本当に興味深いものです。
今朝は雨降りですが、本当に埋めたのか確認しに行きたいです。
昨日、こんな面白いものを教えてくれた子どもを誘って。
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