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2016年9月 8日 (木)

幼虫の周りに砂の土手の輪?

  

今日は9月8日。

  

昨日、勤務校でのこと。

子どもが「先生、ちょっと来て」と言うのでついていくと、

次のものがありました。

Rimg0112  

幼虫の死体にアリがたくさんたかっていました。

不思議なのは、死体の周りに砂の土手が輪になっていることです。

よく観察していると、アリがせっせと砂粒を運んでいます。

土手を作っているのはアリです。

何のために?

  

同じような疑問を持ち、回答をもらっている人がいました。

Yahoo!知恵袋

回答者の答を引用します。

  

            

ludorfiaさん

2008/8/1816:15:00

アリは獲物が大きすぎて運搬できないとき、

獲物を埋めてしまう習性があるようです。

普通の地面ならば、獲物の周辺を掘っていくと、

獲物は自然に埋まるのでしょうが、

舗装路面などであれば獲物を取り巻く

砂の小山ができてしまいますね。

ひとまず埋めておいて、他の昆虫などが侵入するのを防いで、

ゆっくりと分解するのでしょうが

なかなかの戦略だといつも思います。

それにしてもアリは「これは運べないから埋めよう」というのを

どうやって「判断」し、仲間との「了解事項」にするのでしょう?

昆虫の行動はすべて、刺激に対する反応系として規定されていますが

こうした生存のための習性がどうやって発達したのか

本当に興味深いものです。

  

   

今朝は雨降りですが、本当に埋めたのか確認しに行きたいです。

昨日、こんな面白いものを教えてくれた子どもを誘って。

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