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2016年8月15日 (月)

東京での研修あれこれ5./LGBT 2E RAD 共依存

 

今日は8月15日。

  

  

8月9日・10日は発達協会主催の

「2016実戦セミナー M ICTを用いた指導・支援」の報告です。

  

2番目の講義である

【授業のユニバーサルデザイン/長澤正樹(新潟大学)】

〇キーワード「多様性」

  子どもたちは多様だ。

  でもICTは多様性に富む。活かせる可能性あり。

 

※この先生のプレゼン資料は、ネット上に公開されていました。

 「特別な支援を必要とする子どもたち」

  

〇特別な支援を必要とする子どもたち(例)

 ・身体障害

 ・知的障害

 ・発達障害特性

 ・二次的な問題(いじめ 不登校 問題行動)

 ・二次障害(反応性アタッチメント障害 非行 精神疾患)

 ・外国籍(言語 文化の違い)

 ・英才児  ※英才児だって困難を抱えている

 ・親の問題(貧困 養育の問題 

 ・LGBT(性的マイノリティー)

 

 ※LGBTについてはよくわからず。調べました。

 

 性的少数者を限定的に指す言葉。

 レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、

 バイセクシュアル(両性愛者)、

 トランスジェンダー(心と体の性の不一致)の

 頭文字をとった総称であり、他の性的少数者は含まない。

 https://kotobank.jp/word/LGBT-192043

  

〇主な発達障害 

 ・学習障害(LD)

  -知的な遅れは見られないが、読み書き計算に困難さを示す

 ・注意欠陥多動性障害(ADHD)

  -不注意、多動、衝動性を示す、行動抑制の障害

 ・自閉症スペクトラム(ASD)

  -対人関係など社会性の困難さと、

   こだわりなどの同一性保持を示す

 ・知的障害(ID)

  -知的発達の全体的な遅れ、適応行動の遅れ

 ・コミュニケーション障害(CD)

  -言語障害:ことばのゆがみなど

  -社会的コミュニケーション障害:対人関係の困難さ(こだわりなし)

 ・運動障害(MD)

  -発達性強調運動障害:極端な不器用さ

  -チック障害:突発的な動き、音声

 発達障害は病気ではなく特性ととらえる

 必要なことは、教育や支援、そして一部治療 

〇2E:Twice Exceptional Children

   高い能力と発達障害特性のある子ども

 ・優れた能力と、発達障害特性の二つを備えている

 ・どちらかの能力が他方に隠れていることがある

  -優れている子どもに見えるが、学習障害特性がある

  できない子どもに見えるが、優れた能力を発揮できないでいる

  

※2E このような言葉があるのですね。 

  

〇発達障害特性・二次的な問題・二次障害

 発達障害特性(学習障害・行動上の問題・対人関係の問題)

    ↓

 二次的な問題(学力不振・不登校・いじめ・問題行動など)

          学校対応 

    ↓

 二次障害(RAD 非行 精神疾患)

          専門機関対応

  

 ※RAD? 調べました

 「反応性愛着障害(Reactive Attachment Disorder)」

 のことでした。

  

〇共依存(きょういぞん)

 これも説明の中に出てきた言葉。

 調べました。次のサイトから引用します。長いけどわかりやすかった。

 ココロとカラダの教科書 | welq [ウェルク]

  

 共依存とはいわゆる「人に依存する」と簡単に説明しましたが、

 もっと掘り下げてみるとこんなことが言えます。

 共依存になりやすい人の共通点として

 自己価値がとても低い、と言うことがあげられます。

 自己価値が低いということは、子供の頃から両親に

 「お前は頭が悪い子だね」とか「こんなことも出来ないのか」

 などと蔑まれるような言葉を投げかけられて育った場合に、

 自分の価値を過小評価してしまうことにあるんです。

 この価値が低いことがきっかけとなり、

 自分の価値を高める為に「相手を必要とする」または

 「相手をコントロールする」ようになってしまうのです。

 つまり、相手に必要とされることで、

 自分はこれだけの価値があるんだと実感し、

 孤独であったり過小評価の結果による

 自己嫌悪から逃れようとするのです。

 アルコール依存症の人がお酒を飲むことで気持ちが大きくなったり、

 自分は凄い人間なんだと過大評価するのと似ていますね。

 相手が必要としてくれることで、自分の存在価値、

 存在意義を見出しているので、

 その状態が心も体も満たしてくれるようになります。

 そうなると、その状態がなくなること=再び存在価値がなくなることに

 繋がりますので、共依存者は必死に相手に好かれるように、

 自分のことは後回しにしてまで相手のために

 尽くして尽くして尽くしまくるのです。

 共依存になりやすい人は自己評価や自己愛が低い人なので、

 自分のことはどうでもよくて相手のことばかりに

 なってしまうわけなんですね。

 その尽くし方が異常なことには全く気付かず、

 可笑しいとも思わずいるのが共依存の恐ろしい所です。

  

 聞き慣れない言葉がたくさん出てきた2日間でしたが、

 これを機会に勉強していきたいです。 次の投稿につづく。

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