3月19日報告7.「創造」を刺激するツール
今日は3月27日。
3月19日の「第5回次世代classフォーラム」の報告です。
【事例発表 「iPad1人1台導入による学校改革とは?
講師 品田健先生(桜丘中学高等学校 副校長)】
〇地元豊橋市にある桜丘中学・高等学校ではなくて、
東京都にある学校である→HP:桜丘中学・高等学校
〇「iPadは生徒や教職員の『創造』を刺激するツール」
というVision。
〇タブレットが導入された時の「一般的なイメージ」
・教科書は電子教科書に
・タブレットがノート代わり
・ペーパーレスの実現
・紙の辞書なんて使わなくなる
・生徒とのやりとりもメールで
・タブレットが問題集になる
・教務処理もタブレット
・全ての授業でタブレット
※ここで写真提示。机上にはタブレットしかなく、
全生徒がタブレットをいじくって学習している教室風景。
※写真を載せます↓
※会場では笑いが起こったけど(講師も受けをねらったと思うけど)
実際にこのイメージはあるなあ。
〇実際に導入してみたらこのような風景だと写真を見せてくれました。
その写真も載せます。
※もちろんこの学校の使い方が大きな理由だと思いますが、
iPadが勉強道具の一つとなっているように見えます。
必要なら使うといった感じでした。
これはタブレットを使っていくにあたって、象徴的な写真です。
〇「iPadを導入してもそんなに急激に学校が変わるわけではない」
〇これまでの経緯
2012年秋 専任教職員全員&新入生全員導入を校内役員会で決定
2013年春 校内無線LAN化工事(920万円)
2013年5月 専任教職員全員
iPad60台(Wi-Fi)
iPadmini10台購入(Wi-Fi+cellular) (290万円)
2014年5月 中学・高校の新入生にiPad&CYBER CAMPUS導入
※CYBER CAMPUSは教育機関向けの情報共有
・学習支援ツール
2015年5月 中1・中2・高1・高2がiPadを持つ(全校800台位)
2016年5月 全生徒・全教職員がiPadを持つ(全校1200台位)
〇導入1年後にはiPadが教職員全員に届く。
絶対全員!一部の教員が使えばいいんですか?
〇開封の儀 箱から出すときのワクワク感を大事にしたい。
〇2013年はまずは教師が使う
「わからない時には聞いてください 教え合ってください」
職員会議での実践報告(5~15分)
「すごいこと」でなくていい。
「こんなのでいいんだ」が目的
〇「ロイロノートスクール」の利用
※参考:ロイロノートスクール
〇基本的な使い方を教えてあとは生徒任せ
生徒は自分に合った使い方を考える
〇iTunes Uに参加
※iTab研で教えてもらったものだ。
それ以後手を出していないけど。
〇まずは導入して使ってみたら?
そこから「創造」が始まる。
高価なものなので簡単にはいかないけど、
許されるなら上記のような発想でiPadを取り入れると効果がある
そんな考え方だと思いました。
「学力向上」のためで導入するとうまくいかないという立場でした。
タブレットがある未来の学校の姿を見せてもらったのかな。
【その他】
〇本の紹介がありました。
「無理なくできる学校のICT活用」
(長谷川元洋監修・著/松坂市三雲中学校編著/学事出版)
注文は学事出版のHPからできるとパンフにあるけど・・・・
案内が鮮明ではなかったです。
いずれ注文すると思いますが、少し見送りです。
以上で3月19日の報告を終えます。
平成28年度に活かせそうなことが多かった研修会でしたよ。
今回の報告には関係ないけど、
ICTについていろいろ調べていて、興味をもったサイトがありました。
興味を持ったのはこの記事です↓
※taronokoのブログ 出川小本を考える・その3(ICT活用の意味)
勉強になったので、ちょくちょく訪れて読んでみたくなりました。
taronokoを見つけるとはすごいですね。
この管理者は実は知り合いだったりします。
切り口鋭いですよね!
投稿: 新城営業所から東部支店に | 2016年4月 2日 (土) 19:15
いいですよね、この方。
このブログの右サイドに、
更新したのがわかるようにしておきたいと思っています。
そうか投稿者名を変えたのですね。
「東部支店」でも活躍を。
投稿: いっぱい道草 | 2016年4月 3日 (日) 05:52