30日/「教育ICTセミナー2015」に参加その4
今日は8月5日。
前投稿に引き続き、7月30日の「教育ICTセミナー2015」の報告。
「体験セミナー
授業で使える!タブレット活用法
~タブレットの”可能性”を見出そう~」
に参加。
算数に引き続き、もう一つ授業を受けました。
教科は中学校2年理科。
単元名は「低気圧と天気の変化」
単元の目標は
「モデル実験を行い、暖気団と寒気団が接することでおこる
空気の動きを理解する」
「自然現象の発生する理由を導き出せるようにする」
最初に教師から子どものタブレット端末に課題が送信されます。
↑これが課題です。
冷たい水(青色)、温かい水(赤色)の間のしきりを外したら
どうなるかということです。
この課題を、タブレット端末画面上で考えます。
私はこんふうに考えて図で書きました。
これは書いたものを簡単に消せるし、保存もできるので、
保存しておいて他の考え方もできます。
色も使えて便利です。
(子どもは消したと思った場面まで自動的に保存できるそうです。
考える過程を教師が後から見ることができるし、
成績をつけるときにも役立つとのこと。見るのは大変だけど。)
子どもたちのタブレット端末の画面は、
教師の画面に分割表示されるので、
教師は子どもたちの活動が一目でわかります。
この考える場面で、大きな画面のタブレット端末を使って、
2人で、あるいは数人のグループで考えることもできると言っていました。
最後には、電子黒板に教師の画面が転送され、
全員の考え方が表示されました。
このように全員が表示されるという前提は、
子どもたちのモチベーションを上げることになると予想されます。
主催者は現場の教師に聞いて、
問題点として発表者が固定されて、
結局発表をほとんどしないですんでしまうことをつかんでいました。
それをなくすための全員発表なのです。
発表画面です↓
私の考えは左上に映し出されていました。
こうやって全員表示することは問題点もあるでしょうが、
それはまた克服していきましょう。
今回は画面の下は数字になっていますが、
教室で使うときには、名前を表示することもできるそうです。
教師はこの後、複数の意見をタップして拡大して、
「どうしてこう考えたの?」と聞いていくわけです。
本当はここで実際に実験をするのですが、
今回は映像を用意しましたということで映像を見ました。
youtubeだったので、さっそくタイトルをメモしました。
「気象実験前線」
映像を載せます。
確かに、これを見せてもらいました。
明日の現職研修では、このような授業の体験を
先生方に味わってもらえたらいいなと思いました。
なので、先日書いたように、ある業者が
「機器を持ってお伺いしますよ」と言ってくれたことはうれしかったです。
”渡りに船”でした。
しかし、急すぎたため、丁重なお断りメールが来ました。残念。
(つづく)
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