30日/「教育ICTセミナー2015」に参加その2
今日は8月5日。
8月3日の天体観測が夏休み前半の目標の一つでした。
もう一つあります。
8月6日(明日!)の現職研修でタブレット端末のことを、
勤務校の先生たちの前で話します。
タブレット端末を持っていない先生方が過半数の中、
どうやってタブレット端末の教育での有効性を語れるか?
今日1日で準備をします!
その前に、7月30日の「教育ITCセミナー」の報告を書きます。
7月31日の投稿の続きです。
「体験セミナー
授業で使える!タブレット活用法
~タブレットの”可能性”を見出そう~」
に参加しました。
講師の先生が最初にこう言いました。
「タブレットが授業を劇的に変えるものではありません。
先生の道具の一つです。」
授業のここはタブレット端末が使えると思ったら使う考え方。
これはiTab研の考え方でもあります。
生徒役の参加者の机上にあったのはこのタブレット端末↓
NECのVersaProというそうです。
タブレット端末の下に、
キーボードがマグネットで接続されていました。
キーボードの板にタブレット端末を立てかけることもできます。
タブレット端末はタッチ式なので指でも操作できますが、
細かいものも書けるように、ペンも内蔵されていました。
OSはWindows。
ほとんどの学校では、すぐには子ども1人に1台を配備することは無理。
教室で教師がタブレット端末を持つ状態となります。
そうなると、今までワードやパワーポイントで作った教材を
見せるために、Windowsが選ばれることが多いそうです。
普通学級では、Windows。特別支援教育ではiOS。
こうなる傾向は、以前書きました。
このセミナーで使われている授業支援ソフトは「スカイメニュークラス」
勤務校では、コンピュータ室で授業支援ソフト
「スカイメニュー」を使っています。
そのタブレット端末版です。
私たちが席に着いたときには、タブレット端末には、
「ストップ!手を止めて、先生の話を聞きましょう」
という画面が出ていました。
これも授業支援ソフトの為せる技です。
模擬授業が行われました。
小学校4年の「算数」
単元名は「直方体と立方体 立方体の展開図を考えよう」
単元の目標は「立方体を切り開いて、いろいろな展開図を考えてみよう」
立方体の展開図をいろいろ考えてみようという授業でした。
ノートや紙のワークシート上で考えようとすると、
線を書いたり消したりといった作業に手間がかかってしまいます。
タブレット端末上では、緑色の正方形を簡単に動かすことができ、
簡単にいろいろな展開図を書くことができます。
できあがった展開図は、
タブレット端末(上の写真)の左側に保存されます。
教師はどの子がどんな図を書いているのか即座にわかります。
↑ 子どもたちの画面を分割表示した教師の画面です。
発表時には、大型テレビに発表する子が作った画面を簡単に
引っ張ってきて映し出すことができます。
再び黒板に書いたりする時間が節約できます。
「本当にできるかな?」「同じように考えた人はいるかな?」
と聞きながら授業を進め、
最後には立方体のできる全ての展開図を教えます。
全部で11種類。
サクサクとできます。
目標の中の「いろいろな展開図を考えてみよう」を
達成するための機能です。(つづく)
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