「さいとう」はもともと「斎藤」だけだった
今日は7月1日。
「即今着手」で行きましょう!7月。
前投稿に引き続いて、「さいとう」の名字について。
6月29日の番組「月曜から夜ふかし」の聞き書きです。
ナレーター:
世の中には何と、59種類の「サイトウ」の「サイ」が存在するのだ。
いったいなぜ、こんなにややこしいのか?
高信幸男さん:
実はもともとの「サイトウ」は、たった一つ、この「斎藤」だけなんです。
これはですね、明治の時に役場の方が間違って戸籍に記載したために、
さまざまな「サイトウ」ができたんです。
ナレーター:
先生によると、もともと平安時代にはこの「斎藤」だけだっのだが、
明治時代にこの「斎」に似ている漢字「斉」とか、
もともとありもしない漢字に間違われ、戸籍に誤登録されてしまったのだ。
高信幸男さん:
数的にはですね、約6割はこの「斎藤」さんなんです。
のこりあと4割は間違ったサイトウを使っていることになりますね。
前投稿の中で触れた番組「この差って何ですか?」で紹介された説と同じです。
ただ、もともとは「斎藤」のみだったというのが強調されています。
驚きです。
同僚だった「齋藤」先生はどう思っただろう?
高信さんによると、「ワタナベ」の「ナベ」も同じ理由で、
たくさんの種類があるそうです。
こうなると、他にもありそうです。
名前の漢字を正確に書く事は、相手への礼儀と思っていますが、
もともとは役人の誤記入だとすると、ちょっとがっかり。
でもこれも歴史的な重みと思えば、まあいいか。
所詮、
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