東京駅開業100年13/1910年の東京駅の記事の次はハレー彗星
今日は2月14日。
東京駅に行って、東京ステーションギャラリーに行って、
この本を買ってきました。
その62pに載っていた新聞記事の写真です。
新聞記事の一部です↓
完成が2014年12月20日ですから、当時の東京駅は骨組み状態です。
記事の図は、完成予定図なのでしょう。
実は、自分が気になったのは、次の記事です。
本に掲載されている記事は、東京駅に関するもの以外は、
薄くスクリーンをかけたようになっていました。
しかし、東京ステーションギャラリーに展示された記事では、
薄くスクリーンはかけられていなくて、読めました。
次の記事の見出しは「昨夜のハリー彗星 一番良く見えた」でした。
(ブログの写真をクリックして拡大して、よっく見ると見出しくらいは読めます)
「ハリー彗星」は思い出深いです。
自分の新任の年を思い出します。
1985年の4月が新任スタートの年でした。
そしてハレー彗星が最接近したのが1986年2月でした。
新任は山奥の空気が澄んだ小学校。
学校の講堂の上には天体望遠鏡が設置されていて、
その望遠鏡でハレー彗星を見ました。
とても小さな姿だったことが印象に残っています。
ただ、ちょうどいい学校に赴任してハレー彗星に出会えた偶然を喜びました。
次にハレー彗星が来るのは、76年後の2061年。
その時こう思いました。当時の自分は24歳。76年後というと100歳。
ちょうど100歳じゃないですか。これも偶然。
もう一度ハレー彗星を100歳で見てみたいと思いました。
もうそれから29年。月日は流れました。
ハレー彗星は再び偶然を見せてくれました。
この新聞記事に載っていたのです。
1910年。そう、これこそが、1986年の大接近の1回前の最接近だったのです。
なるほど~。
ハレー彗星を見てからほぼ29年。
その29年にハレー彗星の周期の76年を足すと105年。
今から105年前というと1910年。
その年の記事にハレー彗星のことが載っているのは、当然のことです。
でも思わぬ出会いでした。
また偶然でした。
ハレー彗星に何か縁を感じます。
100歳でハレー彗星が見られるような気がしてきました。
ちなみに、1910年のハレー彗星の絵葉書のようです↓
引用:彗星 天文古玩
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