「バリバラ 出生前検査」5/ダウン症とそうじゃない人の違いは?
今日は8月8日。
昨日の投稿のつづき。
6月13日放映の「バリバラ 出生前検査」より。
今回はあべけん太さんが、大阪大学に出向いて講義をすることになりました。
けん太さんがこう質問しました。
ダウン症だから産まない、ダウン症じゃなかったら産む。
そんなことが起こっているけど、その違いは?
この質問、鋭い。
ダウン症がどう認識されているか浮かび上がってきます。
学生が答える前に、助手のディレクターさんから、
「ご自身は違いは何だと思うんですか?」と聞かれています。
その答えは↓
「違いは、わからない」
本当にそう思っているのかと、ゲストの江口達也さんに問われていましたが、
私もそう思いました。
ダウン症の人から見ると、違いは本当にないと思うのか?
ダウン症の人じゃないとわからないこと。
わからないから、「違いは何ですか」と質問をしているとも言える。
う~ん、わかりません。
学生からの答で、ダウン症の人の顔に触れた人がいました。
すごい。自分はそこに触れれない。遠慮してしまう。
こう言っていました。
学生「街でダウン症の人を見かけますが、顔がダウン症の人は似ています。
そこがパッと見てわかる違いだと思う。」
助手「(ダウン症の人は)似てますか?」
けん太「そうですね、仲間ですね」
学生「日本人は、みな顔が似ているので、外国人より親近感がわくじゃないですか」
「それと同じで、身体的特徴が似ていることで、
いっしょにいろいろなことがしやすいとか、そういうこともあるんじゃないかと思います。」
助手「教授は自分のことをイケメンと言っているように、
ダウン症の中でもイケメンとそうじゃない人がいる。違うといことではないですか」
こんな会話でした。
けん太さんが、「仲間ですね」という答を言った後に、学生がまとめたことは納得。
「仲間ですね」と聞いた時に、ムム?と違和感があったのに、
学生さんは、その心理をちゃんとつかんで返しています。素晴らしい。
傍から?見ると、ダウン症の人たちは同じ顔に見えてしまいます。
しかし、ダウン症の人たちの中では、
あるいはダウン症の人たちの身近にいる人たちから見ると、
当然ながら違うのでしょうね。
21番染色体が2本ではなく3本だと、なぜこうなるのでしょう。
Wikipediaにあった絵を見ると、ほんの些細なことに思えます。
載せちゃいます。
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