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2014年2月22日 (土)

萌黄色の蚊帳で儲けたお店

 

今日は2月22日。

  

昨年の12月8日に見た番組

謎解き!江戸のススメ 江戸の珍商売」(2013年11月18日放映)より。

※参考:ここでも道草 番組のキーワード(2014年12月8日投稿)

  

いくつかの商売が紹介された中で、「蚊帳(かや)」についてが印象に残りました。  

実は近所のお店に関連があったからです。

  

  

P2220014  

江戸は水路が多い街でした。

人や物を運ぶのに水路が利用されたからです。

便利な反面、水路から発生した蚊に江戸の人は悩まされていました。

P2220001  

  

その対策の一つが麹(こうじ)を燃やすことでした。

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蚊は、ハネに煙がつくのを嫌がるため、効果があったそうです。

   

蚊帳も売れました。

この蚊帳で大儲けした人がいました。

近江商人の西川甚五郎です。

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西川甚五郎は、近江の国(今の滋賀県)で蚊帳を販売していました。

甚五郎は、一旗揚げようと江戸に向かいました。

旅の途中、ちょっと休憩しようと木の下に寝転ぶと、そのまま眠ってしまいました。

不思議な夢を見ました。

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夢の中で甚五郎は、緑色の蔦葛(つたかずら)が一面に広がる野原にいました。

そこはまるで「ゆうせんきょう」にいるかのような心地よさでした。

※「ゆうせんきょう」の漢字がわからず。どんな場所かもわからず。

夢から覚めた甚五郎にアイデアが浮かびました。

そのアイデアとは、今まで麻生地のまま織られていた蚊帳を、萌黄色にすることです。

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自分が見た夢の風景を、蚊帳で再現したのです。

蚊帳に、見た目の心地よさをプラスしました。

この蚊帳は江戸で大ヒット。

江戸の日本橋でも指折りの寝具の大店(おおだな)になりました。

※「おおだな」の漢字は「大店」!

そして今でも同じ場所で店を開いているとのこと。

その時の画像がこれ。

P2220013   

  

おう、このロゴマークを見たことがあるぞ・・・・あそこだと思い出して、

後日撮影しました。

Rimg9025 2013年12月14日撮影

このロゴマークは、シワシワの文字なので覚えていました。

※なぜこんなにしわしわなのだろう?

この「西川」には、萌黄色の蚊帳の歴史があったのですね。

※ロゴマークも、萌黄色のしわしわにすればよかったのに。

    

  

日本橋西川のサイトを見てみました。

日本橋西川

2月1日から16日まで、

「日本橋出店399周年を迎え、在庫一掃冬物クリアランス!」とありました。

※クリアランス=一掃すること

1615年に日本橋に支店ができたようで、399周年!

とんでもない長さです。

  

  

  

またテレビがきっかけで勉強ができました。

 

  

  

  

 

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