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2014年1月11日 (土)

村上先生の本からの学び2.みんなで楽しく国語や算数の授業をする

  

今日は1月11日。

  

1月6日の投稿のつづき。

本「キミヤーズの教材・教具」(村上公也・赤木和重編著/クリエイツかもがわ)より。

  

「はじめに」にはこう書いてありました。

  

楽しくなければ授業じゃない!という思いをこめて、私たちはこの本をつくりました。

とはいえ、発達障害のある子どもに、楽しい授業をするのは難しいものです。

年齢や発達レベルや障害が異なる子どもたちを対象に、

楽しい授業をするのは、難しいものです。  

  

遊びであれば、笑顔を引き出しやすいのですが・・・・・・。

個別学習であれば、楽しさを引き出しやすいかもしれませんが・・・・・・・。

みんなで楽しく国語や算数を学ぶ、そういう授業をするのは不可能にも思えます。

  

でも、そうはいってもやっぱり、楽しい授業をしたいですよね?

子どもたちが、目をキラキラさせて学びたくてウズウズしている授業、

みんなが仲良く学び合う授業、そんな授業をしたいですよね?

  

そんな願いに応えるべく、私たちはこの本をつくりました2p)

  

私の学級は全員で7人の特別支援学級ですが、

もう一人の助っ人の先生のおかげで、4人の子どもに教えることが多いです。

学年は同じですが、障害の様子が違います。

それぞれ個別学習をやるのも手ですが、

できたら一緒に国語や算数の勉強をしたいと思っていました。

その気持ちをするどく突いてきた「はじめに」の文章でした。

   

村上公也先生の考え出した教材・教具が紹介されている本なのですが、

「はじめに」にはこう書いてありました。

  

キミヤーズの教材・教具は、決して見た目がユニークなだけではありません。

特別支援教育の常識をことごとく覆す起爆力をもっています。

(中略)常識が崩れる心地よさを感じてください。

(中略)読者のみなさんに、好意的に受け取られたかどうかを判断する指標は、

この本を読みながら

「あ~~、早く授業をしたくなってきた!本なんか読んでいる場合じゃない!」

と思ってもらえるかどうかです。

子どもの知的好奇心を引き出すのはもちろん、

読者の知的好奇心ー教えたがりという教師魂ーを刺激できたら、

私たちはとてもうれしく思います。3p)

    

私は刺激されました、しっかりと。

村上先生のやり方をしっかり地や肉にしたくて、こうやってブログをうっています。

(つづく)

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