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2014年1月15日 (水)

村上先生の本からの学び3.見える文法/小さなっ箱

 

今日は1月15日。

  

1月11日の投稿のつづき。

本「キミヤーズの教材・教具」(村上公也・赤木和重編著/クリエイツかもがわ)より。

  

34pのタイトルは「見える文法」

そこにこう書いてありました。

  

ややこしいことは、正しさにこだわらず大胆に簡略化する。

抽象的な教材は、できるだけ具体化する。

具体化というより、具体物化という方がかなっているかもしれない。

視覚、聴覚、動作化、利用できることは何でも利用する。

駄じゃれでも、こじ付けでも、何でもかまわない。無理やりにでも具体物化する(34p)

  

  

その例として、「小さなっ箱」が面白いと思いました。

その箱には、小さく「っ」が書いてあります。

子どもたちは「スリッパ」と言いながら、「リ」で踏み切って、パで着地します。

  

「切手」「楽器」なども同様に飛び越えながら、発音する。(中略)

促音を発音できたらよい。促音の動作化である。

箱に「っ」と書いてあるのを見て、促音の表記が「っ」だと一致すればよい。35p)

  

「促音の動作化」・・・なんて面白いことを考えるんだ!

さらに、箱の底には「音」の字が書いてあります。

  

底に「音」、「ソコニオン」、「ソコオン」、・・・・・、「ソクオン」、「促音」、バンザーイ!

駄じゃれでも、何でもかまわない、子どもたちが楽しく動作化できればよいのである。

子どもたちに「小さな『っ』のことを何て言うの?」と聞くと、「ソクオン」と答える。

また、参観者が感心する。36p)

 

  

 

今日、学校で「小さなっ箱」を作って見ました。

明日の授業で、村上先生の真似をして促音の授業をやってみようと思います。

赤木先生がこう書いています。

  

キミヤーズの教材・教具の数々に圧倒されそうですが、

それはそれとして、まずは自分が「おもしろい!」と

感じた教材・教具を真似するところから始めてください。161p)

  

真似してみます。

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