「日曜美術館 ターナー」2.雨や霧も貴重な条件
今日は12月26日。
12月23日の投稿に引き続き、23日に見た
「日曜美術館 生々流転する風景を描け 風景画の巨匠ターナー」より。
この絵が紹介された時のナレーターさんの言った言葉が印象的でした。
雨や霧は、制作のさまたげるものではなく、太陽と同様、
風景に表情を与えてくれる貴重な条件となったのです。
実際、ターナーの作品には、雨や霧らしきものがよく描かれているように思えます。
(少ししか見たことがないので自信なし)
さらに法政大学教授の荒川裕子さんはこう言いました。
水彩画はにじみやすく透明感があるので、大気だとか雨だとか、
雲間から差し込む光の木漏れ日だとかを表現するのに都合のいい素材。
ターナーは利用していた。
ターナーは最初水彩で絵を描いていました。
水彩の良さを知り、それを油絵でも生かしたようです。
だから雨や霧が得意だったのでしょう。
こういった視点を与えてもらって絵を鑑賞できるのがありがたい。(次の投稿につづく)
付録
12月24日TV【映画「素敵な金縛り」】(2013年11月9日放映)
〇深津絵里 〇阿部寛 〇中井貴一 〇西田敏行 〇竹内結子 〇KAN
〇エンドロールで出演者の名前が紹介されるが、出演順というのが面白かった。
12月25日TV【ららら♪クラシック たどり着いた”よろこび”ベートーベン「第9」】
(2013年12月14日放映)
〇ベートーベン ルートヴィヒ・ファン・ベートーベン(1770~1827年) 〇参加型「第9」
〇交響曲に合唱 〇石野真子 〇石田衣良 〇加羽沢美濃
〇シラー作「歓喜に寄せて」 ・・この詩をいつか音楽にする 〇荘厳ミサ曲
〇映画「敬愛なるベートーヴェン」
〇「第9」の歌詞「我が抱擁を受けよ 百万の人々よ この口づけを 全世界に」
〇教会旋法(せんぽう) 中世以降、特に教会音楽でよく使われた音階
〇戦時中、出征の壮行会で「第9」が演奏された 勇気を沸き立たせる曲
〇昭和29年 参加型「第9」がスタートする 日本ならでは 〇指揮 ズービン・メータ
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