声の大きさのコントロールを促すアプリや教具
前投稿でアプリの話を書いたので、さらにアプリの話。
授業づくりネットワーク「特別支援教育の発想による教材・教具の活用法」(学事出版)
にいろいろな教育にアプリが紹介されていました。
その中で最も気になったアプリが「子ども静かにタイマー」です。
サイトの説明にはこう書いてありました。
ちょっと騒がしいお子さんをお持ちのパパ・ママのために作られたアプリです。
タイマーをセットして、一定時間、静かにすることを親子で楽しくトレーニングしましょう。
このアプリではiPhone/iPadのマイク機能により音声レベルがリアルタイムに表示されます。
もし音声レベルが限界値を超えたら、とっても怖い犬が怒って吠え出します!
ちょっとドキドキですが、女の子のナビゲーターが励ましてくれるので、
お子さんもきっと頑張れるはずです。(中略)
発達に遅れがあるお子さんにも
自閉症やADHDなど発達障害があるお子さんの中には、
奇声や無駄声、手たたきなどをなかなか止めることができず、
それが普段の生活や学習の妨げになっているケースがあります。
そういった子どもたちには、このアプリを使って視覚的に分かりやすく説明してあげることで、
効果的にトレーニングをおこなうことができます。
セッションの残り時間も視覚的に確認できるので、タイムエイドとしても使えます。
すぐれものだと思いました。
私の学級でも声の大きさのコントロールがうまくいかない子どもがいます。
その子に声の大きさを説明するにはいいです。
しかし、残念ながら、これはiPad用のアプリです。
私のタブレットはAndroidなのでダメ。残念。
Androidでも同様機能のアプリがものがないか探しましたが、見つかりませんでした。
う~ん、探していたら、こんなのがありました。
「ボイスルーラー」です。
上記のサイトにはこう説明がありました。
自閉症・発達障害の方で、声量のコントロールが苦手なお子様が、
発光ダイオード(LED)の明かりで、自分の声量がわかる支援グッズです。
愛媛大学の苅田知則准教授が初めて開発しました。
2012年春に発売が開始されたものです。
9980円と値段が高いのがネック。
iアプリ版もあるようです。
しかし、Androidではダメです。
声の大きさのコントロールを促すアプリや教具、まだあるかもしれません。
今晩は探してみよう。
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