染色とは、自然の中に隠された色を見つけ出す作業
今日は10月5日。
先日見た番組「エコの作法 待つ×月と暦」(2013年9月27日放映)より。
この番組も勉強になりました。
【染色について】
ナレーターがこう言っていました。
草木染めに使う植物はさまざま。
でも表に見えている植物の色に、そのまま染まるわけではありません。
黄色の紅花(べにばな)からまっかな赤がとれるように、
中から思いもよらない色が出てきます。
染色とは、自然の中に隠された色を見つけ出す作業。
表に見えている色とは違うなとは、以前よりは思っていました。
植物の見た目とは違う色に小さな違和感がありました。
ちょっとスッキリ。
その時に紹介された植物の写真を載せます。
紅花(べにばな)
苅安(かりやす)
苅安色=ススキの仲間である、カリヤスという草で染める、青色がかった黄色である。
カリヤスの黄色色素はフラボンといい、紫外線から細胞を守る目的で植物が生成するものである。
産地としては滋賀県の伊吹山が古来より名高い。(Wikipediaより)
紫根(しこん)
ムラサキという植物の根。
来から紫色の染料として用いられてきた。
色を染めるには、乾燥した紫根を粉にし、微温湯で抽出して灰汁で媒染して染色する。
江戸時代には染められた絹を鉢巻にして、病気平癒の為に頭に巻く風習が生まれた(病鉢巻)。
(Wikipediaより)
※「病鉢巻(やまいはちまき)」について少々調べました。
歌舞伎で目にしていたことに気がつきました。
このサイトが面白かったです。
病鉢巻は文字通り病人が巻くもので、紫草(ムラサキ科ムラサキ属の多年草)の根には
解熱、解毒の生薬としての薬効があり、これで染めた鉢巻を額に巻くことで
病状を和らげられると考えられていました。
結び目は左側と決まっていたそうです。
蓼藍(たであい)
紀元前より世界各地で青色の染料として重用されていたが、
化学合成したインディゴ染料が発明されて以降は合成インディゴが
工業的にはよく用いられているため、染料用途で用いられることはあまりなくなった。
(Wikipediaより)
支子(くちなし)
支子色=日本の伝統の1つ。別名は「謂はぬ色」。
アカネ科の低木である、クチナシの果実に由来する染料で染め出す。仕上がりは赤黄色。
厳密には、クチナシで染めた黄色に、ベニバナの赤をわずかに重ね染めした色を指し、
クチナシのみで染めた色自体は黄支子(きくちなし)と呼んで区別された。(Wikipediaより)
付録
10月4日TV【MEGAQUAKEⅢ 南海トラフ 見え始めた予兆】(2013年9月1日放映)
〇スロークエイク 謎の長い震動 小刻みな揺れ 〇南海トラフ
〇昭和南海地震(1946年M8.0)
〇東京大学地震研究所 小原一成(かずしげ) 仙台市若林区出身 カスケーディア シアトル
〇「崖っぷちにある車は軽く押すだけで落ちてしまいます。スロークエイクは最後のひと押しになります」
〇GPS(全地球測定システム) 国内1200ヶ所 〇井戸水の水位低下 〇フィリピン海プレート
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