11月・日本ヶ塚山登山6/熊の心配をしつつ下山
今日は12月2日。
2つ前の投稿のつづき。
11月23日の日本ヶ塚山登山の報告を写真中心でやっています。
頂上に行き着いて、ついに下山となりましたが、
熊に出会ってしまうのではという恐怖は続きました。
少なくとも3回、背後で「ウ~」という唸り声を聞いたような気になりました。
おそらく気のせいだと思いますが。
登山家の山野井泰史さんが熊に襲われたニュースが、
何度か思い出されました。2008年のこと。
鼻付近を食いつかれて重傷を負いました。
あんな身軽な人でも逃げられなかったのだから、
逃げるなんて無理だろうなあと歩きながら思っていました。
登山口で見た貼り紙の「クマに出くわしたら」を思い出していました。
(熊が)近づいてくる場合は、荷物をクマとの間に投げ捨てて、
注意をそらしながら退避しましょう。
荷物というと、背中に背負っているザック。
そのような場面になったら、ザックを投げ捨てることになる。
しかし待てよ。
ザックには財布や携帯、自動車のキーまで入っている。
そんなのを投げ捨てて逃げても、後で困る。
必要なものはザックから出して、身につけておいたほうがいいのか。
しかし、カッパも上等だから惜しい。
しかし、命には変えられないからなあ。
などと考えて、足早に下山していました。
下山道の数字の札は、分岐の「81」からだんだん増えていき、
登山道のゴールはちょうど「100」でした。
「95」を過ぎたところで、すごいコケと出会いました。
古~いベンチに、びっしりと付いていました。
このベンチに座るには勇気がいりますよ。
今晩はここまで。おやすみなさい。あのコケが夢に出てきそう。
(つづく)
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