花火の話24・・・「花火玉」を作る/「星」の種類と配置
今日は10月28日。
前投稿のつづき。
「星」ができあがると、今度は「花火玉」作りです。
玉皮(たまがわ)と呼ばれる厚紙にできた器に、「星」を並べていきます。
「星」の種類と配置によって、花火のデザインが決まります。
ちなみに、中央の棒の中に導火線があります。
外側で導火線に火がついて、中央の「割薬(わりやく)」に火が届き、花火は破裂します。
番組では、「星」が飛び散る様子の撮影をこころみています。
上の写真の花火を撮影しています。(繰り返しますが、中央の棒状のものが導火線です)
この星は燃焼しません。
次のような映像になりました。
「星」が均等に散っていることがわかりました。
これは球状に広がる花火の例です。
「星」の詰め方で、どんな花火になるかを番組では教えてくれました。
下半分に「星」と割薬を詰め、上には綿とかもみ殻を入れた花火玉です。
これはこうなります。
星は均等に飛び散らず、逆にふわりと空中に放り出されるようになり、
天から光の帯が垂れ下がるようになります。
これが「柳」という名前の打ち上げ花火です。
花火玉の中に、さらに小さな花火玉を入れたもの。
これはこうなります。
小さな花火玉が炸裂する「千輪菊」です。
今まで見てきた花火の仕組みが見えてきて楽しい。
(つづく)
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