花火の話23・・・「星」の作り方/掛け星
今日は10月28日。
前投稿のつづき。
例えば上のように3層でできた「星」
最初の3日間で、緑に発色する火薬の層をつくる。
次の20日間で、赤に発色する火薬をつくる。
そして30日かけて、橙に発色する火薬の層をつくる。
こうしてできあがった「星」は、燃え始めると次のようになります。
① 橙の色を放つ
最初は外側から燃えます。
ついつい作った順番に燃えると考えてしまいます。
最後に作った火薬から燃えます。つまり最初は橙です。
② 赤色を放つ
③ 緑の色を放つ
こうして時間の経過で色が変化する「星」ができるわけです。
次のサイトに、このように色が変化する「星」を「掛け星」と言うと書いてありました。
※参考:テクの雑学 花火の色
(つづく)
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