竹に穴
今日は5月16日。
勤務校は6月2日が運動会。
昨年度は体育主任で忙しい毎日でしたが、
今年度は復帰間近であまりかかわっていませんでした。
しかし、今日はお呼びがありました。
鈴割りの竹の準備です。
やりますよう!
勤務校では2年は竹を使います。
昨年新調したので、今年は大丈夫だと思って、
庇裏にしまってあったのを出してみました。
見かけは良さそうですが・・・・小さな穴がいくつも空いていることに気がつきました。
これは虫が侵入した穴!?
その時に竹の表面を歩いている小さな虫を発見。
こいつか?
調べてみました。
チビタケナガシンクイ でしょう、おそらく。
私が見つけた虫が、その成虫のようでした。
※http://www.imamuranet.com/hp/wpbost.html
上記のサイトを見ると、その姿をみることができます。
まさに今、竹から出てきたみたいに、体に粉がついていました。
※http://www.shigakan.co.jp/jiten/dictionary/cat76/chibitakenagashinkui.html
このサイトからの引用。
雌成虫は竹材の木口面や割裂面から侵入して孔道壁に産卵します。
卵期間は3-7日間、ふ化した幼虫は親のつくった孔道から竹の柔組織を食べて育ちます。
卵は長さ0.3-0.4mm、直径0.1mmの細長い円筒形で白色、
幼虫は黄白色、成熟すると3-4mmに達します。
幼虫期間は20-40日間、蛹期間は約2週間、1年に数世代を経過し、成虫の出現時期は3-11月に及びます。
羽化した成虫は被害材に直径約2.5mmの孔を穿って脱出します。
被害がひどくなると竹材の内部には虫粉が充満して脆くなります。
「脆(もろ)くなります」
が気になります。
はたして鈴割りの竹として使えるかどうか。
もしだめなら、新しい竹をとってこなくてはなりません。
明日以降の仕事です。
ちょっと運動会にかかわれて幸せです。
それに新しい知識も絡んできて、面白い仕事になりそうです。
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