U-864/2つにちぎれた船体
今日は4月25日。
3月23日放映の「BSドキュメンタリー 日本を目指したUボートU-864 歴史に残る海戦」を見ました。
2011年8月に放映されたものの再放送。
ドイツの敗戦濃厚となった1944年12月5日、ヒトラーの極秘命令を受け、
キール軍港から出撃して日本軍に最新兵器を届けようとしたUボートU-864。
そしてそれを阻止しようとしたイギリスの潜水艦ヴェンチャラー。
戦史上初めて、両方の潜水艦が潜航したままで戦うという死闘を繰り広げます。
戦いはヴェンチャラーの魚雷によって、1945年2月9日、U-864は撃沈されました。
最近の調査によって、U-864はノルウェー沖の150メートル海底で発見されました。
73人の乗務員と一緒に沈んだUー864の船体は2つにちぎれ、
40メートル離れて沈んでいました。
船体の向きは大きく変わっていました。
撃沈のすさまじさを物語るのでしょうか。下はショックな写真です。
海の中、魚雷が当たれば即、死につながる状況。
乗務員の恐怖は尋常ではなかったことでしょう。
2つのちぎれた船体の写真は、その瞬間のことを想像させます。
潜水艦での戦いの恐怖。こんな状況に人間を追いこんではいけない。
戦争はあらためてとんでもないと思います。
DVD映画「U-864」が6月に発売されると聞きました。
注目です。
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