オルセー美術館7・・・「ヴォワザンの集落の入口」(ピサロ)
今日は4月25日。
少し興味を持つと、それに関する情報がなぜかよく耳に入ります。
絵画の印象派に興味を持ち始めたら、なんと印象派のマンガ本があることがわかり、
さっそく入手。読んでみました。
「まんが 印象派の画家たちⅠ」(美術出版社)です。
これって、読者を誰に想定して作られた本なのだろう。
マンガ本なので、小学生や中学生の入門書?と思いきや、なかなか難しい内容でした。
ちょっと歴史マンガとは違うなと思いました。
私みたいに、大人で、ちょっと興味を持った人には、
印象派のいろいろな画家の関係が少々整理できてよかったです。
勉強になったことをひとつ。
引用します。
「戸外でスケッチして戸外で仕上げる風景画」
絵画作品のなかに風景が描写されている例は古代や中世にもあった。
しかし、風景描写だけを目的とする風景画が
ひとつのジャンルとして認められるようになるのは、
それほど昔のことではない。
オランダでは17世紀に風景画が独立するが、
フランスでは19世紀に入ってからである。 (154p)
そうなんだ。意外でした。
印象派は戸外での写生にもとづく風景画を描いた点で、
ヨーロッパ風景画の歴史のうえで画期的であった。 (154p)
私が小学生のときにやった写生。あれって新しい技法だったのですね。
ピサロ(1830~1903年)の風景画の作品です。
これもオルセー美術館にあります。
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