「百人斬り」は本当にあったことなのか?
今日は4月15日。再スタートして2日目。
休み中に書いたメモを手直しして書いています。
「維新前夜~スフィンクスと34人のサムライ」(小学館)の著者である鈴木明さんの他の著作を調べました。
南京事件について書いた本があり、図書館で借りてきました。
読んだのは2冊。
「『南京大虐殺』のまぼろし」(文藝春秋)
「新『南京大虐殺』のまぼろし」(飛鳥新社)
この2冊の内容の中で、「百人斬り」に注目しました。
「百人斬り」とは?
日中戦争で、上海から南京に日本軍が攻めた時に、
2人の日本軍将校がどちらが先に100人を切り殺せるか競争したという事件です。
私は、今から30年ほど前に、本多勝一著「中国の旅」(朝日文庫)を読んでこの事件を知り、
それ以後、この事件は実際にあったことなんだとず~と思っていました。
しかし、2冊の鈴木明さんの本は、百人斬りはなかったことであり、
その事件の責任をとって処刑された2人の将校は無実だという説でした。
これはショックでした。
信じていたことが揺らいだし、
社会科の授業で「百人斬り」の話をしてきたぞと思い出したからです。
ああ、怖い怖い。
ちゃんと勉強して、
未確定なことは未確定であることを言わないといけないなあ。
積読してあった本「維新前夜」を読んだことから、
予想外な勉強ができました。
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