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2012年4月15日 (日)

「百人斬り」は本当にあったことなのか?

   

今日は4月15日。再スタートして2日目。

休み中に書いたメモを手直しして書いています。

     

      

維新前夜~スフィンクスと34人のサムライ」(小学館)の著者である鈴木明さんの他の著作を調べました。

南京事件について書いた本があり、図書館で借りてきました。

読んだのは2冊。

『南京大虐殺』のまぼろし」(文藝春秋)

新『南京大虐殺』のまぼろし」(飛鳥新社)

この2冊の内容の中で、「百人斬り」に注目しました。

「百人斬り」とは?

   

日中戦争で、上海から南京に日本軍が攻めた時に、

2人の日本軍将校がどちらが先に100人を切り殺せるか競争したという事件です。

私は、今から30年ほど前に、本多勝一著「中国の旅」(朝日文庫)を読んでこの事件を知り、

それ以後、この事件は実際にあったことなんだとず~と思っていました。

  

しかし、2冊の鈴木明さんの本は、百人斬りはなかったことであり、

その事件の責任をとって処刑された2人の将校は無実だという説でした。

これはショックでした。

信じていたことが揺らいだし、

社会科の授業で「百人斬り」の話をしてきたぞと思い出したからです。

ああ、怖い怖い。

ちゃんと勉強して、

未確定なことは未確定であることを言わないといけないなあ。

   

積読してあった本「維新前夜」を読んだことから、

予想外な勉強ができました。

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