本の引用「気にしない技術」2・・・小さな書店で選んだ本
今日は1月21日。
本「気にしない技術」(香山リカ著/PHP新書)より。
この文章も印象に残りました。
じつは私は、書店、とくに大型の書店に行くのがあまり好きではありません。
なぜかというと、「世の中にはこんなに本があるのか。
ああ、これも知らないことだし、この本もまだ読んでいない・・・」と自分の知識のなさ、
学ぶべきことの多さに、ぐったりと脱力感を覚えるからです。(中略)
でもそんな私にも、好きな”書店”があります。
それは地方の空港や駅の売店の隅などの本コーナーです。
並んでいるのはせいぜい50冊、100冊くらいでしょう。
それくらいの本なら、圧迫を感じずに眺め、気軽に読みたいものをチョイスできます。
そう言うと、「えー、50冊しかなければ、そのなかに読みたい本がないかもしれないじゃない」
との声も聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
「どうしてもこのなかから選ばなければならないんだ」と自分に言い聞かせ、
さして興味のない剣豪小説などを求めて飛行機の中で読みだすと、
感涙、爆笑、熟考でたいへんなことに・・・・という経験もよくあるのです。
つまりは、期待せずに手に取った本のなかに名著あり、ということです。(80-81p)
この発想に賛成。
全てのことを知ろうとか体験しようというのは無理です。
それを目指すと疲れちゃいます。
大事なのは「縁」です。今はこの考え方。
たくさんのなかから選ぶのではなく、偶然の出会い「縁」を大切したいです。
目に入ってきたことにこだわって深く知ろうとしています。
このやり方、大好きです。このブログがまさにそれです。
本との出会いは、「縁」。
私もまさに そう思います。
探していた絵本には出会えなかったけれど
まったく違った本に出会えたときのうれしさ・・・・
この間もそんな一冊に巡り合いました♪
なんだか「そうそう!」と共感してしまう記事が多くて・・・
連続投稿してしまってすみませんです。
投稿: まめひよ | 2012年1月22日 (日) 15:47
まめひよさん、3つ連続のコメントをありがとうございます。
忙しい毎日、やっていないことに追われていますが、
それでも書きたいことを書きたいと実行しているブログ。
そのブログに共感してもらい、
こうやってコメントをいただくのはうれしいことです。
これからも訪れてください。
情報過多の時代。
追いかけていたら、キリがありません。
自然体での出会い「縁」を大切にしていきたいです。
本も人も。
投稿: いっぱい道草 | 2012年1月23日 (月) 09:09