2011高崎報告2・・・「遅く書く?」
今日は12月26日。
(前投稿のつづき)
宿題がすんだので、できるだけ昨日のセミナーの内容をここにうっておこうと思います。
自分の血や肉になってくれることを願って。
ただ、自分のメモをもとにまとめるため、聞き違いや認識違いもあるはずです。
講師の先生の内容を忠実にまとめたものではないのであしからず。
「学級づくり改革セミナー IN群馬 金大竜先生から学ぶ学級づくり」
4つの講座がありました。内容を箇条書きで書いていきます。
第壱講座 神藤 晃 「特別支援教育の視点を踏まえて『個』を育てる」
・「教師のチカラ №7」(日本標準)に書かれている実践の話。
・超高速で書いてしまうB君。
・「ていねいに書きます。ゆっくり書きます」と幾度も言ってもB君の「超」高速運筆は直らなかった。
・赤鉛筆でお手本を書いたものをなぞらせたが、それもだめ。
・引用・・・そんな彼が、ポツリとつぶやいた。
「遅く書く?」
目が点になるとはこういうことなのかと、そのとき実感した。
そう、B君は「ゆっくり」「ていねい」が、どういう状態であるかを
体の感覚としては理解できていなかったのだ。
「そう、遅く書くんだよ」
B君の運筆速度が、ガラッと変わった瞬間だった。(上記の本53p)
・特別支援学級の子どもには、その子その子にあった手段がある。
それを見つけだすことが大事。・・・・
※これは特別支援学級の子どもに限らないことだとは思いますが、
神藤先生の実践を見ると、より微に入り細に入り見つけていかなければならないと思いました。
・空間認識ができな子に絵を描かせる実践。
・友だちが勉強している絵。写真を撮って、それをトレーシングペーパーで写しとる。
・さらに、絵のサイズに拡大コピーして、カーボン紙で画用紙に絵を写す。
・そして絵の具。絵の具はサ~を塗らせず、ピュピュと塗らせた。
・特別支援学級の子どもは発達に凸凹がある。⇔定型発達
・凹の部分を普通にする実践は多いが、
凸の部分をさらに伸ばす実践はあまり発表されていない。
・上記の絵の実践は、この考えに基づく実践。
※なぞることはできる。そこが凸。その長所を生かした絵の指導と言えます。なるほど。
・この実践は「教師のチカラ №8」に掲載されているとのこと。
※う~ん、出入りの本屋さんがまだ届けてくれていない。定期購読を予約しているのになあ。
・・・・・おっと、調べたところ1月1日発売でした。読むのが楽しみ。
昨日のセミナー会場ではすでに販売していました。
・群馬県では、授業の挨拶が「起立/注目/礼」だそうです。
ケンミンショーでも紹介されたとのこと。
そうなんだ。愛知は「起立/気をつけ/礼」です。
(2つ後につづく)
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