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2011年11月 5日 (土)

ツワブキの花を今一度観察する

  

今日は11月5日。

前投稿で、ツワブキをあちこちで見つけたことを書きました。

足元の我が家のツワブキの観察も再びしてみました。

前回は、夕方の雨の日の撮影だったので、写真がピンボケでした。

「庭のツワブキの観察」html

    

今日は雨でなく、朝の撮影。接写に挑戦。

RIMG0107hananoappu
  

RIMG0110hananoappu2
 

RIMG0111花のアップ3
    

雄しべと雌しべの関係がどうなっているのか調べました。

雌しべにまとわりつく雄しべという表現を確かめたくて。

「ツワブキの花を後日観察しよう」html

    

でもどうもわかりません。

次のサイトを特に参考にしました。

「奄美海風荘ブログ キク科の観察2-2 ツワブキ 雄性先熟」html

「ツワブキとキク科の頭花」html

   

特に後者のサイトは、図や写真を使ってわかりやすく説明してくれています。

    

ツワブキの花は、キク科の花の特徴の観察に最適なのだそうです。

キク科の花の特徴とは、次の点です。

  

舌状花筒状花とよばれる多数の花が集まって頭花を形成する。

このような花を集合花という。

舌状花=花びら部分。しべは退化していて

黄色い花びらはチョウなど誘引するはたらきをする。

筒状花は真ん中の多数の小さな花の集まり。管状花ともいう。

(奄美海風荘ブログより引用)        

    

管状花がすごい。

私が撮った写真でもわかりますが、最初管状花では雄しべが伸びて筒状になり、

その中から花粉があふれ出てきます。

(写真の中央寄りの筒状の先から花粉があふれているのがわかりますか?)

RIMG0110hananoappu2花粉のアップ

花粉が出切ると、次は中から花柱が出てきて先が2つに分かれます。

これが雌しべ。

RIMG0110hananoappu2めしべアップ

つまり雄しべから雌しべに変化する花なのです。

    

この変化は、集合花の外側から内側に向かって進みます。

したがって、写真を見てもわかるように、

花の中心から外側へ向かって、つぼみ→花粉を出している花→

柱頭を露出して先が2つに分かれている花となっています。

    

     

筒状花の雌しべに似ているけど、先がくるっと巻いたものが見られます。

RIMG0109外側の花
   

これは黄色の花びらを持つ舌状花の「しべ」

退化しているそうです。

   

    

ツワブキの花の構造については、とにかく上記に紹介したサイトがよかったです。

永久に残って、参考にしたい時に、必ず出てきてほしいサイトです。  

   

 

 

 

 

 

 

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