放射性廃棄物の番組
今日は8月10日。
今晩11時から、NHKBS1で「BS世界のドキュメンタリー 終わらない悪夢 放射性廃棄物はどこへ」の前編が放映されます。
今年の5月22日に放映されたようですが、全く知りませんでした。
再放送です。今回は情報をつかまえました。
録画してじっくり見ようと思います。
明日の晩が後編です。
すでにyoutubeでアップしている人がいました。
※http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/556.html
2009年のフランスの番組でした。どんな番組か楽しみです。
1学期に、子どもたちに見せた映像の一つを紹介。
5月15日の「サンデーモーニング」 シリーズ「考・震災 核のゴミ」です。
内容を箇条書きにしていきます。
・福島県郡山市の小学校。校庭の表土が放射性物質の影響を受ける。
表土をはぎ取って、ゴミ処分場に埋めようとしたら、
付近住民の反対があって、思うようにいかず。→放射性物質への恐れ。
・核のゴミ。低レベル放射性物質の場合。
・コンクリートで固め、ドラム缶に封印。
・行き先は、青森県六ケ所村「低レベル放射性廃棄物埋設センター」
・地下数mに300年間保管する。300年たってやっと安全になる。
・核のゴミ。高レベル放射性物質の場合。
・使用済み核燃料→ここから高レベル放射性物質が抽出される。
放射線量は150万ミリシーベルト/時 20秒で致死量
・現在は、発電所内のプールや六ケ所村のプールで一時保管している。
・1966年東海発電所スタート・・・日本の原子力発電のスタート。
・高レベル放射性物質は国内に24100本。
(2010年末 使用済み核燃料をガラス固化体に換算)
・10年後には40000本になる見込み。
・一時保管している六ケ所村。「知事の了承なしに六ケ所村を最終処分場にしない」と約束。
・2000年「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」を制定。
高レベル放射性物質は地中に埋めて処理することになる。候補地探し。
・住民の反対運動のため、候補地決まらず。
・現在、最終処分場はない。
・原子力発電所は稼働しているけど、最終処分場がないというジレンマ。世界でも。
・フィンランド、ベルギー、アメリカ・・・
アメリカは2002年にネバダ州に最終処分場を作ることを決定。
しかし、2009年反対が多くて計画中止。
・ドキュメンタリー映画「100000年後の安全」が上映されている。
・フィンランドの最終処分場を取材した映画。
・完成すれば世界最初になるフィンランドの最終処分場。
・地下500mに使用済み核燃料を保管。
・10万年後には安全になる。
・マイケル・マドセン監督。
映画中で次のように語っている。
「仮に数万年後に発見されたら、その頃の人類は理解できるか?
たとえばピラミッドが建造されたその意義を、
我々がすべて理解しているとは言い難い。
同じことが処分場にも当てはまると思います。
未来の人類の理解度は、我々がピラミッドを理解する程度でしょう」
原子力発電所のネックはここだと思います。
「核のゴミ」・・後の人類にとんでもないものを残してしまいます。
できるだけ早く原子力発電はなくしていかなければと考えます。
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