2200本目の投稿/「バンキシャ」で報じられた風力発電4・・・スペイン
今日は7月22日。
通算2200本目の投稿。
2100本目の投稿が4月8日でした。この100本は時間がかかりました!
ブログを始めてから、最も時間がかかったのでは。
忙しかった。でも、乗り切った。
「バンキシャ!」で、字幕で「スペインでは、風力発電が最大」と書いてありました。
すごい!風力発電が最大な国があるんだと驚きました。
調べてみると、これは今年の4月1日のニュースでした。
※参考:「AFPBB News スペインの風力発電 最大の電力供給源に」15
3月のスペインの電力供給のうち21%が風力発電になり、
初めて最大の供給源となったそうです。
日本の場合は、太陽光・風力・地熱発電を集めても、全体の0.7%(2008年)。
こんなに違うんだ。
スペインは内訳は、
風力21%、原子力19%、水力17.3%、石炭水力12.9%、太陽光2.6%とのこと。
(う~ん、合計72.8% その他どんな発電があるのだろう?)
スペインの風力発電
※http://www.ecool.jp/foreign/2010/09/aee5-865.html
スペインの太陽光発電
※http://www.ecool.jp/foreign/2010/05/iea22-775.html
なぜスペインは、風力発電に力を入れたのだろう。そこが疑問。
調べていくと、見つけました。
このブログが勉強になりました。
※参考:「Openブログ スペインの風力・太陽光発電」.html
このブログによると、
朝日新聞に、日本がスペインに比べて風力・太陽光発電が少ないのは、
「技術の差ではなく、政策の差だ」と書いてあったことに反論。
「地理・気候の差だ」と論じています。なるほどと思いました。
引用します。
気候の差としては、まず、日照量の差がある。
スペインはやや乾燥した地域だが、
日本はモンスーン地帯にあり、雨天の日が多い。
特に、梅雨がある。冬には、日本海側では、降雪が激しい。
太陽光発電のための日照量は十分ではない。
また、風の差もある。
日本には台風が押し寄せるので、風力発電のための風車は次々と壊れてしまう。
地理の差としては、平野面積の差がある。
Google の地図(衛星写真)を見ればわかるように、
スペインの国土のほとんどは平野部だ。
それというのも、森林を伐採して開墾したからだ。
残された森林部分はほとんどない。一方、日本は、森林部分がとても多い。
大きな平野部は、関西と関東にあるだけだ。
あと、宮城のあたりにもある。名古屋や福岡の平野部は大きくない。
……ただし、日本にも、大きな平野部が存在する箇所もある。
それは、北海道の釧路と帯広のあたりだ。
このあたりは、森林を大幅に伐採したので、バリカンで虎刈りをしたように、
森林が無残に破壊されて、畑や牧畜の地帯となっている。
そして、そのような地域が大幅にあるのが、スペイン(を含む欧州)だ。
そういうふうに自然を大幅に破壊した地域では、
風力発電でも太陽光発電でも、十分に実施できる。
全てを鵜呑みにするわけではありません。自分も確かめるべき点があります。
(台風で本当に風力発電は次々に壊れる?他)
でも、日本の陸地が風力発電に向いていない場所だとは思っていました。
その視点は大事だと思うし、だからこそ、洋上風力発電に注目します。
風力発電、奥が深そうです。
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