日めくりより・・・ワット/デンプン
今日は7月26日。
さあ、今日も頑張ろう。
今回も日めくりより。
すでにあった蒸気機関に改良を加え、エネルギーロスを減らし、
4倍の効率向上に成功します。
燃やす石炭の量が1/4ですむようになったのです。
ピストンの往復運動を回転運動に変えることに成功しています。
※参考:「蒸気機関の歴史」html
次のサイトの図もわかりやすいです。
調べていたら、「馬力」はワットが考え出した単位だとわかりました。
馬力は、「1分間にどれだけの仕事が出来るか」を表す仕事率の単位です。
引用します。
馬力を単位として制定したのは、蒸気機関を発明したジェームス・ワット。
蒸気機関を導入する工場が増えたため
「公正な使用料を徴収するために、性能が客観的にわかる単位」
が必要だったというわけ。
そこで、ワットは自分の作った蒸気機関に馬と測定器を結びつけ、
馬がどれくらいの仕事をするのか調べてみると、
175ポンドの力で1分間に188フィート歩きました。
だから、2つの数値をかけて、毎分約33000フィートポンド。
これを、ワットは1馬力と決めたんですね。
ちなみに、ワットの時代に比べると、現代の馬は品種改良が進み、
当時の4倍ぐらいの力が出るらしい。
勉強になりました。
芋が白いのか、含まれるデンプンが白いのか?
調べたら、芋の皮も中身も白いことからの命名でした。
1学期の終わりに、育てたジャガイモからデンプンを取り出しました。
ジャガイモの皮をむき、
すりおろし、ガーゼに包んで濾(こ)しました。
出てきた液体をしばらく放置すると、下にデンプンが沈殿します。
上澄み液を捨てて、再び水を入れて、再び沈殿を待って、上澄み液を捨てます。
これを3回繰り返すと、そこに白が鮮やかなデンプンが残ります。
もう、見とれてしまう白です。
ふと「澱粉(デンプン)」という漢字に注目しました。
かつて沈殿の「殿」は、「澱」が本来だそうです。
「沈澱した白い粉」だから、「澱粉」?
可能性あるぞ。
ジャガイモからとったデンプンは「片栗粉」と呼ばれます。
1学期終わりのクラスのお楽しみ会では、
ジャガイモからとった片栗粉を使ってわらび餅を作り
みんなで食べました。
作り方はこのサイトを見てください。
冷たくて、ケイドロを楽しんで汗びっしょりの子どもたちに好評でした。
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