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2011年4月16日 (土)

「学び合い スタートブック」引用3

   

今日は4月16日。

本「クラスが元気になる 学び合い スタートブック」(西川純編/学陽書房)より引用。

   

初めはいつも「仲良しグループ」になって学習し始めます。

課題に取り組まないで、遊んでしまう子も見られるかもしれません。

学習が苦手なあの子が困っている様子が見られるかも・・・・。

やらない子や不真面目な子がいたとしても叱りません。

むしろ、教師は意識的に、ちゃんとやっている子、学び合っている子の方に目を向けて、

うまくいっている子がどの子なのかが全員にわかうように「可視化」をしていきます。

(この場合の「可視化」とは、全員の前でうまくいっている子をほめることです)(46p)

※叱らず、可視化に努めることができるかどうか。そうすると次のようになるとのこと。

    

そうしていると、課題を終えた子たちが「わからない人~?」などと声をかけながら、

仲良しグループから離れて動き始めます。

「わからない~」「教えて~」「〇〇さ~ん、来て~」など、

困っている子もアクションを起こし始めます。

仲良しグループを越えて、あちこちでいろいろな組み合わせができ、

ここでも学び合いが起こります。(47p)

※そうなることを信じて!

   

    

学び合いのもたらす効果3 教師がゆとりをもって仕事ができる

学校の中で最も「ゆとり」を必要としているのは教師です。

「学び合い」は、そのゆとりを教師に与えることができます。

何故なら、教師が追い立てられるようにしていたことの殆どは、

まったく不必要になるからです。

その分、じっくりと、ゆったりと子どもを見ることができます。

今まで見えなかった子どもの良さを感じ、教師であることを楽しめます。(68p)

※できるなら子どもたちをじっくり、ゆっくり見たいです。

「学び合い」に期待するところです。

   

   

他にも引用したい箇所はありますが、ここまで。

この本は職員室の机上に1年間置いて、参考にしたいと思います。

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