「学び合い スタートブック」引用3
今日は4月16日。
本「クラスが元気になる 学び合い スタートブック」(西川純編/学陽書房)より引用。
初めはいつも「仲良しグループ」になって学習し始めます。
課題に取り組まないで、遊んでしまう子も見られるかもしれません。
学習が苦手なあの子が困っている様子が見られるかも・・・・。
やらない子や不真面目な子がいたとしても叱りません。
むしろ、教師は意識的に、ちゃんとやっている子、学び合っている子の方に目を向けて、
うまくいっている子がどの子なのかが全員にわかうように「可視化」をしていきます。
(この場合の「可視化」とは、全員の前でうまくいっている子をほめることです)(46p)
※叱らず、可視化に努めることができるかどうか。そうすると次のようになるとのこと。
そうしていると、課題を終えた子たちが「わからない人~?」などと声をかけながら、
仲良しグループから離れて動き始めます。
「わからない~」「教えて~」「〇〇さ~ん、来て~」など、
困っている子もアクションを起こし始めます。
仲良しグループを越えて、あちこちでいろいろな組み合わせができ、
ここでも学び合いが起こります。(47p)
※そうなることを信じて!
学び合いのもたらす効果3 教師がゆとりをもって仕事ができる
学校の中で最も「ゆとり」を必要としているのは教師です。
「学び合い」は、そのゆとりを教師に与えることができます。
何故なら、教師が追い立てられるようにしていたことの殆どは、
まったく不必要になるからです。
その分、じっくりと、ゆったりと子どもを見ることができます。
今まで見えなかった子どもの良さを感じ、教師であることを楽しめます。(68p)
※できるなら子どもたちをじっくり、ゆっくり見たいです。
「学び合い」に期待するところです。
他にも引用したい箇所はありますが、ここまで。
この本は職員室の机上に1年間置いて、参考にしたいと思います。
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