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2011年4月16日 (土)

「学び合い スタートブック」引用2

  

今日は4月16日。

本「クラスが元気になる 学び合い スタートブック」(西川純編/学陽書房)より引用。

    

今までどんな大変な時も担任一人がひたすらがんばるしかないと思っていました。

(ドラマなどでもそう描かれていますよね)

それがいい教師だと思っていました。

でも、学び合いでは子どもたち同士をつなぎます。

問題を抱えている子がいても、

「みんな」の中には「その子」とうまく関わってくれる子がいます。

その子にピッタリのアドバイスをしてくれる子や、

その子と勉強だって楽しくできちゃう子、

その子が安心できる子が「みんな」の中にはいるのです。

そんな仲間同士のつながりがあることの方が、

担任だけとつながるよりもずっと可能性が広がります。

それに担任は一人ですが、クラスの仲間は大勢です。

「教師である自分」が「ある子」をどうにかするのではなく、

「みんなで」「みんなを」伸ばしていく、そんな集団づくりをすればいいのです。

こうして、教師が心からみんなのことを信じて任せたら、

必死に取り組んでも解決できなかったさまざまな問題も起こりにくくなっていきました。(23p)

※発想を変えなくてはなりませんが、でも決してできないことではありません。

すでにこの発想に移りつつあります。可能性大です。

ぜひやってみたいという気持ちです。

 

  

社会に出ても、自分一人で生きていくことは絶対にできません。

得意なことで人を助けたり、困った時には人に聞いたりすることができる。

そういう、人と関わる力をつけるために学校に来ているのです。

「だから授業中も、助けあって『学び合う』ことをやっていこう」と伝えます。

そして、自分だけよければいい、ではなく、

「みんなはどうかな?」と考えてほしいと頼んでみましょう。(43p)

    

子どもたちは有能です。それは私たち大人と同じくらいに。

できること、できないことは人それぞれあるけれど、

協力すると個人個人の力の総和以上のことができます。

教師が無意識に「子どもたちでは無理」と思っていると、

教師が手や口を出さなくてはいけないことが山のように出てきます。

でも信じて任せると、子どもたちは本来持っている力を発揮して課題を達成しています。

そしてそれは教師の予想を越えていくことすらあります。(43p)

※「学び合い」を始めるにあたって、上記のことは基本的な考え方。

大丈夫、納得できる。

     

     

 

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