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2011年3月13日 (日)

何よりも命/東北地方大平洋沖地震

  

今日は3月13日。

東北地方大平洋沖地震。

11日金曜日の午後2時46分に揺れて、その後に街を襲った津波。

被害の様子がわかってきました。

     

死について考えます。

今回の災害で命を落としたたくさんの人たち。

誰が3月11日の午後に命を失うと予想したでしょうか。

ほとんど、いや全員が予想していなかったことでしょう。

当然やってくる晩のことを思い、明日のことを考えていたでしょう。

突然やってきた死。終焉。

当事者の気持ちを思うと、無念だっただろうなと思います。

    

人にとってやっぱり何が大事かと言うと、命です。

根こそぎ流されても、生きていたらOK。

助け出された人が、まだ安否のわからない親について、

「生きていてくれたらそれでいい」と言っていました。

そうなんだよ。どうにか生きて、喜びの対面をしてほしい。

    

セリエAのインテル・ミラノのレオナルド監督の試合後のインタビューが次のように伝えられています。

    

インテルのレオナルド監督は94-96年にJ1鹿島でプレーし、

その間に阪神・淡路大震災の経験もあるだけに、

東日本大震災の被害について「本当に悲しい」と話した。

試合後の会見でイタリア・メディアに采配ミスを責められると、

「なぜここで試合の結果、交代ミスなどの話なんかをしているのか。

サッカーがみんなの情熱であるのは分かるが、

あの地震の映像を見ると、すべてがささいなことに思える」

と目を赤くし、感情をむき出しにした。(サンケイスポーツ)

  

他のニュースでは次のように伝えられています。

   

インテルの広報は現地時間11日、公式HP上に「日本の人々と力を合わせたい」との声明を発表。

かつて鹿島でプレーし、日本サッカーに造詣が深いレオナルド監督はこの日の試合後、

「我々は今日、日本をサポートしたいとの思いから喪章を付けて試合に臨んだ。ブレシアもすぐに続いてくれた」

とインタビューで語った。

同監督は「行為としては小さなものかもしれないし、何の役にも立たないかもしれない。

我々は普段、この世で一番大事なのはサッカーであるかのように話をしているが、

このような悲劇は、我々を現実に引き戻す」「この災害が一刻も早く終息することを願っている。

私がよく知る、とても身近に感じている日本で信じられないことが起こり、言葉では気持ちを表せない」と述べた。(ISM)

    

レオナルド監督も、命の尊さの前では、全てはささいなことと思えるのでしょう。

今の自分の気持ちに近いコメントだったので、引用しました。

一人でも多くの人が助かることを祈ります。

      

 

 

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コメント

誰も予想していなかった地震。
それによって、大切なものが次々と奪われてしまう現実。
そんな状況になったらと考えても、やはり、想像もつきません。

命の大切さ、命を尊く思う気持ちには、国籍も性別も関係ありません。
レオナルド監督の心に同感です。
ただ、同じ日本人として、被災者の方々には何かできるといいなとは思いますが。

卒業を控えた子どもたちに、道草さんは何を伝えますか。
自分だったら・・・ただただ話が長くなってしまいそうです。
何かアクションをしたら、教えてください。
テレビの現状を見て、当然ながら誰もが悲惨さや大変さはわかっていることかもしれませんが。

また、遊びに来ます。

hot teaさん、今は何も浮かんでいません。
ただテレビを見て、何が起こったかをつかんでいる状態です。

生還した人の話。その人たちの話を聞くようになりました。
目の前で他の人が波にさらわれた話。
自分だけ助かった話。
娘と一緒に逃げたのに、自分は助かったが、娘の消息がわからない人の話。
あの時、現場でどんな事があったのか少しずつ見えてきました。
  
まだ子どもたちを前に何をするか思い浮かびません。

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