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2011年3月15日 (火)

残したいニュース/遠藤未希さんの頑張り

  

今日は3月15日。

前投稿の「元気の出る言葉引用/東日本大震災」は、

少々手直しして学年だよりにして発行しました。

少しでも広めたい言葉です。

   

午後10時31分頃地震がありました。

震度3だとニュースで知りました。

震源地は静岡県東部。富士山付近だ。

揺れの強かったところでは、震度6強。

東北地方太平洋沖地震に誘発されての地震でしょうか。

日本列島が揺れ始めた感があります。

    

今回の地震で大きく揺れた

静岡県小山町には親戚あり。大丈夫かな。

  

    

東日本大震災のニュースで忘れたくないニュースの一つ。

毎日新聞3月13日

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110314k0000m040103000c.html

 

記事引用

   

 「早く逃げて」命かけた防災無線…南三陸    

    

東日本大震災の発生から3日目の13日、

明らかになりつつある被害状況は拡大の一途をたどり、

死者が1万人単位に及ぶとの見方も出てきた。

難航する救出作業、あふれる避難所、行き届かない食料や物資。

福島第1原発1号機の爆発事故で、新たに約8万人の住民が避難を余儀なくされ、

想像を絶する巨大地震に襲われた被災地は、大きな不安や疲労に包まれた夜を迎えた。

「早く逃げてください」--。

街全体が津波にのみ込まれ約1万7000人の人口のうち、

約1万人の安否が分からなくなっている宮城県南三陸町は、

町役場が跡形もなくなるなど壊滅した。

多くの町職員や警察官、消防職員が行方不明となったが、

その中に津波に襲われるまで防災無線放送で住民に避難を呼びかけた女性職員がいた。

「娘は最後まで声を振り絞ったと思う」。

同町の遠藤美恵子さん(53)は、避難先の県志津川高校で涙を浮かべた。

娘の未希(みき)さん(25)は町危機管理課職員。

地震後も役場別館の防災対策庁舎(3階建て)に残り、無線放送を続けた。

難を逃れた町職員(33)によると、地震から約30分後、

高さ10メートル以上の津波が町役場を襲った。

助かったのは10人。庁舎屋上の無線用鉄塔にしがみついていた。

その中に未希さんはいなかった。

遠藤さんは「(生き残った職員から)『未希さんが流されるのを見た』という話を聞いた。

もうダメだと思う」とつぶやいた。

地震直後、遠藤さんの知人、芳賀タエ子さん(61)は

「6メートル強の波があります。早く逃げてください」という未希さんの放送の声を聞きながら、

携帯電話だけを持ち、着の身着のままで車で避難所の志津川高校のある高台を目指した。

停電で信号が動いておらず、周辺道路は渋滞していた。

高台への道路を上がる時、振り向くと渋滞の列からクラクションが鳴り響き、

その背後から津波が家屋などをなぎ倒しながら追いかけてくるのが見えた。

芳賀さんは懸命にアクセルを踏み、数十メートルの高さの高台に逃れた。

車を降りて避難所の階段を上がった。遠藤さんもたまたま避難していた。

芳賀さんは遠藤さんの手を握って言った。「娘さんの声がずっと聞こえたよ」

高台から見下ろす街は濁流にのみ込まれていた。【比嘉洋、写真も】

20110314k0000m040104000p_size5 
遠藤未希さんが無線で避難を呼び掛け続けた防災対策庁舎(右側の鉄塔付きの建物)。

赤い骨組みだけが残っている=宮城県南三陸町で2011年3月13日午後1時11分、比嘉洋撮影

  

遠藤未希さんの安否はわかりません。

未希さんが頑張ったことは、たくさんの人が知るべきだと思います。

インターネットのニュースはいずれ消えてしまいます。

このブログの方がきっと長生きすると思うので、引用して残します。     

 

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