納戸色(なんどいろ)とは?
今日は1月3日。
前投稿で見つけたHPは面白いです。
※「Traditional Colors of Japan」http://2xup.org/repos/
ついつい眺めてしまうHPです。
見ていると色の面白い名前にワクワクしてきます。
いろいろな気づきもあります。
青と緑の混ざったような色で、「納戸色(なんどいろ)」があります。
※「Japanese Color」http://beacongunite.com/tag/%E7%B4%8D%E6%88%B8%E8%89%B2/
納戸と言えば、物置とか倉庫のことです。
納戸色がなぜこの色なのか?
さらに、「高麗納戸(こうらいなんど)」「錆御納戸(さびおなんど)」
「鉄御納戸(てつおなんど)」「藤納戸(ふじなんど)」と言うように、
他の色の名前に「納戸」がついてきます。
これは何を表すのか?
調べてみました。
次のサイトから引用します。
※「Yahoo!百科事典」http://100.yahoo.co.jp/detail/%E7%B4%8D%E6%88%B8%E8%89%B2/
色名。「おなんど」ともいい、暗い藍(あい)色。
江戸時代、幕府の納戸(物入れ)に使われた垂れ幕の色から名づけられたとされている。
納戸色に紫みを帯びたものを藤(ふじ)納戸とか桔梗(ききょう)納戸、
赤黒みがあるものを鉄納戸、くすんだ色のものを錆(さび)納戸とよんだ。
・・・日本大百科全書(小学館)
つまり「納戸色」をベースに、いろいろな色が名付けられたわけです。
やるなあ、「納戸」
「鉄紺色」から「鉄色」、そして「納戸色」と進んできました。
色は面白い。
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