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2010年11月15日 (月)

NHKスペシャル「原爆投下・10秒の衝撃」

 

今日は11月15日。

1998年8月6日に放映された「原爆投下・10秒の衝撃」をじっくり見ました。

以前、さ~と見たことがありましたが、今回はじっくりと。

    

Wikipediaはすごいです。

調べたら、この番組について詳しく書いてありまいた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%88%86%E6%8A%95%E4%B8%8B%E3%83%BB10%E7%A7%92%E3%81%AE%E8%A1%9D%E6%92%83

    

Wikipediaによると、2005年に再放送されていました。

   

有名な広島の原爆のキノコ雲の写真。

320px-Atomic_cloud_over_Hiroshima 
   

この写真は原爆炸裂3分後の写真。

番組は言う。

「この時もうすでに広島は壊滅していた」

原爆炸裂10秒で、広島は壊滅していたことを、科学者が検証した番組でした。

    

「一瞬、多くの死、今も苦しんでいる」

向山洋一先生が行ったヒロシマの授業では、

ヒロシマの原爆では、この3点があるために、

日本でも世界でも絶対忘れてはならないものとされています。

その「一瞬」で何が起こったかを知るには最適な番組だと思います。

    

原爆は飛行機から投下後43秒で炸裂しました。

高度567メートル。広島には35万人がいました。

 

第1段階(炸裂0秒~100万分の1秒)

致死量以上の放射線を、炸裂前にすでに直下の住民は浴びていました。

炸裂前に住民の運命は決まっていたのです。

  

第2段階(炸裂100万分の1秒~3秒)

火球が出現。最高250万度の高温。

0.2秒後には直径310m表面温度6000度となり、

直下の住民を襲います。

6000度!地獄の熱さ。 いや地獄以上。

    

第3段階(炸裂3秒~10秒)

火球の急激なふくらみによって、猛烈な衝撃波が広島を襲います。

人の体は宙に舞い、叩きつけられました。

丈夫な建物の中では、窓から入った衝撃波が部屋の中を駆け巡りました。

破壊された窓ガラスの破片は、壁に突き刺さりました。

アメリカの核実験の衝撃波映像はすさまじいです。

それが広島であった。

   

そして20分後には放射線を放つ黒い雨が

広島で降り始めたそうです。

   

   

「原爆投下 10秒の衝撃」が何とパソコンで見ることができます。

私は1998年に録画したビデオテープで見ましたが、

パソコンで見れるなんて、何と幸せな時代なんだ~。

昔、NHKに番組がどうにか手に入らないかと問い合わせても、絶対だめでした。

そのことを思うと、とてもありがたい。

教材研究もどんどん進められます。お薦め番組です。

ここを参考に。

※平和アーカイブスhttp://www.nhk.or.jp/peace/library/199040.html   

   

P.S.どうも違ったようです。パソコンで見られるのは一部で、

全部を見るためにはNHKの放送局に行くようです。 

 

   

 

   

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