読み・書き・そろばん/麻酔手術
今日は10月19日。今日も頑張った。
このところ頭がお疲れ気味の模様。
うっかり忘れのミスが続く。いかんなあ。
どこかで休まないと、周りにもっと迷惑をかけてしまう。
会議をしていても、どうも言葉が頭に染みてきません。
要注意。金曜日はしっかり寝よう。
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教頭先生が貸してくれた本です。
こんな文に興味を持ちました。
世界で最初といわれる紀元前3千年頃のシュメールの学校では、
もう「読む(Reading)・書く(wRiting)・計算(aRithmetic)」、
いわゆる3R'sの初歩教育が行われ、
古代ギリシア・ローマの学校でも同様のことが教えられていた記録が残っている。(8p)
昔から大事にされていたのは、読み・書き・そろばん(計算)だったわけです。
今も基本は変わりません。
いや、パソコンの登場は、将来変化をもたらすかもしれません。
中国の国語の教科書には、偉人として華佗(かだ)という人が紹介されています。
偉人から生き方を学んでほしいというのは、万国共通でしょうか。
偉人が外国人でもいいのですが、同じ国の人の方が子どもには影響力がありそうです。
華佗は中国人。208年没。外科手術で初めて麻酔薬を使ったと言われる伝説の名医です。
ここで疑問?
麻酔を使った手術は、華岡青洲が最初だったのでは?
調べたところ、実例として証明されている麻酔手術は、華岡青洲が初めてだそうです。
さらに疑問。「麻酔」の語源は?
「麻」は麻薬(モルヒネ)、「酔」は意識を失う意味。そこから生まれたという説。
※参考 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q148309684
なぜ「麻」?
華佗が作った麻酔薬の名前が、「麻沸散(まふつさん)」
そこから生まれた言葉とも言われています。
※参考 http://www011.upp.so-net.ne.jp/konita/rekisi2.html
そういえば、「まひ」も「麻痺」と書きます。
この「麻」も、「麻沸散」から来ているのでしょうか。
繊維としての「麻」ではない、他の意味の「麻」を実感できました。
「麻酔」という漢字を造語したのは、杉田玄白の孫だと言われています。
1850年のことです。
華岡青洲(1835年没)も杉田玄白(1817年没)も、
「麻酔」という漢字は使用していないわけです。
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