雑学2連発・・・ローソンとキヤノン
今日は8月18日。
前投稿のつづきで、「今さら他人には聞けない疑問650」(知恵の森文庫)より。
◇「ローソン」ってどういう意味?
◆(前略)コンビニエンス・ストアーのローソンは、
もともとはアメリカ・オハイオ州にある牛乳店の流れをくんでいる。
その牛乳屋さんがミスター・ローソンといったのである。
ミスター・ローソンの牛乳は、新鮮でおいしいと評判で、
やがてローソンミルク会社というコンビニチェーンに発展し、成功をおさめた。
その会社の商標が、あのミルクポットだったのである。
その後、ローソンミルク会社は日本のダイエーと提携、
日本にもローソンチェーンが展開されることになった。
日本でも、ローソンの原点といえるミルクポットの看板が掲げられているのはそのためだ。(119p)
〇おなじみローソンも、こうして名前がついたのですね。
ミルクポットの看板を今度じっくり見てみよう。
◇「キャノン」ってどういう意味?
◆カメラの世界的メーカー「キャノン」は、
「観音」をもじったネーミングだ。
昭和12年、東京目黒に精機光学工業を創業した御手洗毅(みたらいたけし)は、
その前年、手作りのカメラを完成させていた。
御手洗は観音を信仰していたことから、
ファインダーの上に千手観音の像をきざみ、
カメラのボディに「KWANON」とかいて
「カンノンカメラ」と読ませていた。
結局、この手作りカメラは市販されなかったが、
それ以降、御手洗は研究に没頭する。
そのときから、新しいカメラには、観音の語感に似せて、
「キヤノン(Canon)」と名づけようと決めていたという。
「Canon」には英語で基準、戒律という意味があることも、
ネーミングの参考にされたという。
ちなみに、発音は「キャノン」だけれども、
書くときは「キヤノン」が正しい。
これは視覚的にそうしたほうが美しいということから。(122p)
〇「キャノン」じゃなくて「キヤノン」の語源が「観音」だなんて、誰も想像できないよ。
キヤノンのHPをのぞいたら、ちゃんと「キヤノン」でした。
HPの歴史のページには、観音様にあやかって名づけたことが書いてありました。
http://web.canon.jp/about/history/outline.html
おなじみになっている企業名の語源。これまた面白い。
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