日帰りで奈良へ5・・・唄(ばい)金具・鴟尾(しび)
今日は8月10日。
8月8日のことをうっています。
第一次大極殿の見学で新しく知ったこと。
豊川市の国分尼寺跡について調べていた時からの疑問が解けました。
建物の扉についている丸い金具の名前について。
大極殿の中に金具が展示されていました。
この展示をヒントに調べてみました。
打ち込んだ釘の頭を隠すための金具のことを
「釘隠し金具」と言います。
「釘隠し金具」のうち、
半球形の金具を「唄(ばい)金具」と言うようです。
※参考:「住宅建築専門用語辞典」http://www.what-myhome.net/08ku/kugikakusi.htm
扉に使われた唄金具なので、「扉唄金具(金物)」なのでしょう。
名前がわかって、すっきり。
大極殿の屋根についていた大きな金具についても判明。
名前は「 鴟尾(しび)」
「鴟」は「とび」です。
後にこれが「鯱(しゃち)ほこ」に変化していきます。
日本で最も古い「鴟尾」は、唐招提寺金堂の西側のもので、
奈良時代創建当時のものだそうです。
※参考:http://www.people-i.ne.jp/~hillosse/03oni/5zatu2/sansibi.htm
唐招提寺は8日に行ったぞ。
行った時には、最も古い鴟尾とは知らなかったです。
知っていたら、もっとよく見てきたのに。
写真の左の鴟尾がそうです。右のは鎌倉時代に作られたものです。
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