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2010年6月 7日 (月)

マーク・トウェインの自伝出版

6月6日の朝日新聞「天声人語」より。

    

「トム・ソーヤーの冒険」は19世紀半ばの

米ミズーリ州が舞台だ。

いたずら小僧のトムと、相棒の浮浪児ハック。

少年たちの粗野で気ままな日々は、

西部への出口だった州の空気と無縁ではない。

作者マーク・トウェインの故郷である。

お仕置きの塀塗りをまんまと人に押し付け、

トムがつぶやく、

「結局、この世は、それほどつまらないものではない」。

読者へのエールに違いない。

その作家のつまらないはずのない自伝が初めて本になる。

死後100年、すなわち今春まで世に出すなとの遺志に従い、

出版元は5千ページの手書き原稿を保管してきた。

1世紀の時差を託したのは、

宗教や政治、知人の悪口を正直に書いたためともいわれる。(後略)

     

最近、6年3組で「トム・ソーヤの冒険」を紹介し、

このブログでも作者マーク・トウェインの名前のいわれについて書いたばかり。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/05/post-89df.html

タイムリーで面白い情報が入ってきました。

     

ニュースもありました。

http://www.asahi.com/culture/update/0525/TKY201005250371.html

このニュースによると、

自伝が出版されるのは11月。

トウェインは妻の死後に親密になり、

後に破局した女性との「晩年の恋」についても

400ページの補遺を残しており、

世界中のあらゆる世代に親しまれる作家の

別の一面が自伝を通じてうかがえるかもしれないとのこと。

自伝は3部構成で、11月に出版される上巻の価格は34.95ドル(約3200円)。

   

日本での翻訳本の出版はいつだろう?

   

日本人にとっては、このアニメでおなじみ。


YouTube: トム・ソーヤーの冒険 第1話「トムとハックとブタ騒動」

フジテレビ系の「世界名作劇場」枠で放送されたテレビアニメ。

放映期間は1980年1月6日から同年12月28日で全49話。

第1話の8分ごろに出てくる、先生の似顔絵は楽しい。

この頃の先生は、立たせたり、鞭打ちしたりと、

今の日本の学校ではやっていないことをやっています。

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