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2010年6月 1日 (火)

「何で遊撃手と言うのだろう」その2

(前投稿のつづき)

ショートストップがなぜ「遊撃手」と呼ばれるようになったか?

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正岡子規が「野球」という訳語を作ったと覚えてきましたが、

どうやらそうではなく、

中馬 庚(ちゅうまん かなえ)(1870~1932年)という人が作った言葉のようです。

庭でやるのが「庭球」で、

野原でやるのが「野球」としたようです。

この中馬庚が「遊撃手」という言葉も作りました。

「ショートストップは、戦列で時期を見て待機し、動き回ってあちこちを固める『遊軍』のようだ」と表現し、

「遊撃手」という名称を広めたのです。

    

中馬庚は、1970年に野球殿堂入りしています。

※「野球殿堂」http://www.baseball-museum.or.jp/baseball_hallo/detail/detail_039.html

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「遊軍」を国語辞典で調べてみました。

戦列の外にあっていつでも出動できるように待機している軍隊。遊撃隊。

臨機応変に動き、行動範囲の広いショートストップは、

遊撃手の名前が似合うなと思いました。

    

     

帰りの車中で浮かんだ疑問を解決することができました。

夕方から今までうった内容は、

一度打ち終わって投稿したら全て消えてしまいました。

原因不明。

ちょっとくじけそうになりましたが、

頑張って打ち直しました。これですっきり。

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「何で遊撃手と言うのだろう」その2を参照しているブログ:

コメント

はじめまして。必要があって検索をしていてたどりつきました。
「遊撃」について、ちょうど私も先月に感じたことがあって残していました。
親近感を持ったので、一言でした。
http://blog.goo.ne.jp/spring25-4/e/434c2143bce1a960bb505ff03432c109

こんにちは、springさん。
コメントをありがとうございました。
さっそくブログをのぞかせていただきました。
「遊」の意味が「遊ぶ」から転じて、
「現在必要がない」「待機している」「必要に応じて行動する」などがあることが
勉強になりました。
字形のいわれも気になるところです。
ふと浮かんだ疑問から、
こうやってつながりができたことが楽しいです。

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