火天の城2/大鋸(おが)
映画「火天の城」(2009年)では、
当然ながら、建築現場が映像としてよく出てきます。
これが魅力的です。
2人がかりで大きな鋸(のこぎり)を使って、木を切っています。
この鋸について調べてみました。
ちゃんとわかるものです。
たとえば次のサイトが参考になりました。
※参考:「竹中大工道具館/鋸の発達史」
http://60.43.139.71/modules/tinyd8/index.php?id=25
ここに同じ鋸と思われる写真が載っています。
名前は「2人挽きの製材用縦挽鋸『大鋸(おが)』」です。
大きな鋸と書いて「おが」と読みます。
室町時代に中国から伝わってきたそうです。
大鋸で切断した時にでる木くずのことを「大鋸屑(おがくず)」というわけです。
2人で挽く「大鋸」は短命で、
1人用の「前挽大鋸」にとって代わられるそうです。
前挽大鋸の写真も上記サイトに載っています。
この鋸が描かれた有名な絵が、
「富嶽三十六景 遠江山中」(葛飾北斎)です。
鋸ももっと調べたら面白そうだけど、
仕事が進まず。ここまで。
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