「アラビアのロレンス」を見に行きました2
(前投稿のつづき)
同じ愛知県でも、名古屋に行くには電車で1時間余りかかります。
新作映画を見に行くのにわざわざ名古屋には行きません。
今回のように、「アラビアのロレンス」を大スクリーンで見たいがために、
名古屋に出かけました。
ピカデリー1.2.3.4は名古屋駅前です。
特別割引で500円でした。
最初に映画館の管理人?さんのあいさつ。
昭和32年からの映画館が閉館することもあって、
涙をこらえてのあいさつでした。
「アラビアのロレンス」が見たいがために来た私としては申し訳なく思いました。
でも、たった一人ですが、賑やかしに来ましたよ。
映画が始まりました。
「オーバーチュア」という字幕。画面は黒い画面。
「アラビアのロレンス」のさまざまな曲が流れました。
これは何?
意味を調べたら、「序曲」
映画が始まる前に、映像のない音楽の場面「オーバーチュア」があってから、
本編映像がスタートする・・・・・らしい。
そうだったけ?
でもよく聴きこんだ曲ばかり。
その曲がかかった場面が思い浮かび、
映画がいよいよ始まるぞというわくわく感が湧いてきました。
(1950年~60年代の大作映画ではよく使われていた手法だそうです)
そして始まりました。
本編。
オートバイをいじくっているロレンスの映像。
大きな画面のためか、よく動作がわかりました。
すわる場所についていた汚れを取ろうとしていたのですね。
砂漠の向こうにハリス族のアリが登場するシーンは、
やっぱり大スクリーンならではの迫力。
他にも砂漠の日の出シーン。
ラクダから落ちたガシムを助けたロレンスと、
ロレンスの帰りを待ち望んでいたダウドのラクダに乗っての再会シーン。
(行きすぎてしまうところが笑える)
アカバへの攻撃(画面左から右へ攻める)シーン。
アカバ攻撃後の海辺シーン。
スエズ運河。
列車爆破と攻撃シーン。
そしてラスト、ロレンスが乗る自動車をバイクが抜き去って行くシーン。
こんな数々のシーンを大画面で楽しみました。
砂漠をロレンスが進んでいく時に、砂漠に砂まじりの風が吹いています。
何度も見た映画ですが、この砂まじりの風は毎回ちゃんと吹いていたんだよな。
些細なことですが、風を見て少々感傷にふけりました。
ピカデリーさんに感謝。
※ピカデリー映画館内
もしかしたら、映画館で見る「アラビアのロレンス」は最後かも。
(まだつづく)
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