手本と見本
校内の研究紀要の文章校正を、昨晩、みんなでじっくり時間をかけて行いました。
やっている中で、「手本」と「見本」はどう違うの?という面白い疑問をもちました。
調べました。
国語辞典だと、次のようです。
【手本】1 習う人が模範とすべき字や絵などのかいてある本。2 見習うべき物事。模範。
【見本】1 商品などの質や形状を買い手に知らせるために示す品。また、そのために作った物。サンプル。2 具体的な例。手本
「見本」の意味の中に、「手本」があるので、見本は手本と同じとも言えますが、微妙に違いはあると思います。
「人のお手本にはなれないが、見本ぐらいにはなれる」
という慣用句があるようです。
これは「手本」「見本」の違いをうまく表現しているなと思いました。
「手本」は完璧な模範。目指すべきもの。
「見本」は完璧ではないが、その全てが参考になるもの。
こうやって使い分けるのがいいのかなと思います。
教師としての自分は、「手本」の域ではないなあ。
「見本」ですね。立派な見本になるように努力したい。
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