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2010年1月29日 (金)

手本と見本

校内の研究紀要の文章校正を、昨晩、みんなでじっくり時間をかけて行いました。

やっている中で、「手本」と「見本」はどう違うの?という面白い疑問をもちました。

調べました。

国語辞典だと、次のようです。

【手本】 習う人が模範とすべき字や絵などのかいてある本。 見習うべき物事。模範。

【見本】 商品などの質や形状を買い手に知らせるために示す品。また、そのために作った物。サンプル。 具体的な例。手本

    

「見本」の意味の中に、「手本」があるので、見本は手本と同じとも言えますが、微妙に違いはあると思います。

    

「人のお手本にはなれないが、見本ぐらいにはなれる」

という慣用句があるようです。

これは「手本」「見本」の違いをうまく表現しているなと思いました。

   

「手本」は完璧な模範。目指すべきもの。

「見本」は完璧ではないが、その全てが参考になるもの。

   

こうやって使い分けるのがいいのかなと思います。

   

   

教師としての自分は、「手本」の域ではないなあ。

「見本」ですね。立派な見本になるように努力したい。

    

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