新美南吉記念館7/古い道具/はんぞう
南吉の記念館には古い道具が展示されていました。
竹製のランプ。
重箱(じゅうばこ)
子どもたちにとって、もう見慣れないものになっているでしょうか。
これは知らなかった道具です。
これは「はんぞう」と言う洗面用具。
ちょっと調べました。
愛知県の大治町歴史民俗資料館にこんな記述がありました。
http://www.geocities.jp/shimizuke1955/1530ooharurekishi.html
半挿(はんぞう)
洗面や手洗い用の桶で井戸端に置いて使われました。
「つのだらい」とも呼ばれました。
足が長いので、前かがみになって使いやすい高さになっています。
昔は水汲みが大変で、燃料も高価だったため毎日風呂をわかしませんでした。
はんぞうに湯を入れてまず顔や手を洗いました。
その後、湯を「たらい」に移して足を洗いました。
足を洗った後の湯は溜めておいて、後で風呂の水といっしょに肥料として使いました。
なるほどなるほど。
ちなみに洗面の習慣は鎌倉時代に中国から伝わり、
中国には日本から歯磨きの習慣が伝えられたそうです。
参考:「なるほど法話」http://www.haginet.ne.jp/users/kaichoji/hw-zen3.htm
さあ、顔を洗って今日も頑張るぞ。
これが1399本目の投稿。1400本目は何を書こう。
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