「鍛え・育てる」抜粋その3 行動してこそ「力」が付いていく
「鍛え・育てる」(深澤久著/日本標準)からの抜粋もラスト。
行動してこそ育つ~「外」へ発揮した力は「内」へと向かう~(124p)
「世のため・人のために」実践の根底にある考え=【哲学】は、
・実際の行動(=実践)を通して初めて「力」が付く。
・口先だけではなく、行動してこそ「力」が付いていく。
である。(124p)
たった、”一言”が、子どもたちを変えていく。
「やりたい人?」
この”一言”で挙手をするか。 これだけで、個々の子やその集団の到達が、ある程度わかる。
この”一言”でパッと挙手する子や集団は、それなりに育っている。
持っている「力」を発揮したいと自己主張している。
持っている「力」を発揮しようとしない子は、挙手しない。
持っている「力」を発揮しようとしない集団では、ほとんどの子(あるいは全員)が挙手しない。
つまり、持っている「力」を発揮する子たちに育てるには、
この”一言”で挙手する子を増やしていけばいい。
「やりたい人?」と問う形で(立候補制)を徹底すればいい。
そして、その時々の到達を把握し、不十分な到達であれば、必要な指導を行っていけばいい。
文章化すると、たったこれだけである。(140p)
こうやって文字を打ち込むことで、
もう一度この文章を味わっています。
1学期の途中から「世のため・人のため」実践をスタートさせました。
2学期になって、選挙管理委員を決めるにも、根気よく立候補制をやってみました。
男子17人中6人が立候補、女子15人中6人が立候補。
今の到達度はここ。もっと増やしたい。
引率お疲れ様でした。
早速こうして記事を書いていらっしゃるから、お元氣なのでしょうね。(登山をされる方はやはり違いますね)
文章化されるのと、それを実践していくことはまた違ってきますよね。深澤先生が仰っていますね。
「どうすべきか、具体的な方法を考えよ」と。「いろいろな子ども達に対応する為に考えていくとそれだけ自分の引き出しが増えていく」と。
方法を考える、そして手をうつ…。私はまだまだですね。実は私自身も昨日学級であった事に対し、「…う~ん、だったらこうだなあ…」と考えていたことがありました。実際はそうならずに済みましたが。
投稿: ふっとわーく | 2009年9月 5日 (土) 08:21
学期はじめの野外活動だったので、まだ夏休み気分です。月曜日から本格的に2学期です。
深澤先生が言われるように、もっともっと引き出しを増やしていきたい。もういい年と言われるかもしれませんが、まだまだ未熟。毎日頭を使って、実践。
お互い頑張りましょう。
元気ですよ。今日も夕方はサイクリング!
投稿: いっぱい道草 | 2009年9月 5日 (土) 14:40