キャップに穴が開いていたっけ?
「クイズ雑学王」(幻冬舎)の問題。
ボールペンなどの筆記用具のキャップには
穴が開いているものがあります。
これは使う人のことを考えて意図的に開けられているのですが、
その目的とはいったい何でしょうか?
答えは・・・・
「キャップが喉に詰まっても呼吸ができるように」
その説明はこうでした。
1990年頃、ヨーロッパで子どもがキャップを飲み込み窒息するという事故が起きたのをきっかけに、
穴が開けられるようになりました。
日本では1996年に、子どもが使う筆記用具のキャップには穴をあけるように
日本工業規格(JIS)で定められたのです。
ちなみに穴が開いていないキャップでは、
キャップに付いているクリップが、
喉に詰まった時に空気を通す隙間を作ります。
この問題、回答を見て思ったのは、
「え、穴が開いていたっけ?」です。
さっそく筆箱内のペンをチェックしました。
開いていました。いろいろなデザインで、ちゃんと穴が開いていました。
あまり意識して見ていなかったので、こう見事に開いていると楽しくなります。
開いていないのもありました。
これが、上の説明の
「キャップに付いているクリップが、
喉に詰まった時に空気を通す隙間を作っている」種類なのでしょう。
身近な物をあらためて見るいい機会でした。
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